★Base BAll が好き

Base BAll が好き


野球はどこのファンですか? とよく聞かれます。 

プロ野球なら日本ハムファイターズ(日拓ホーム、東映)。
セはアンチドラゴンズ。
MLBはトロントブルージェイズ、サンディエゴパドレス マイナーでナッシュビルサウンズ
にインディアナポリスインディアンズ、サルチージョ 独立リーグはニューアーク ウェスタ
ンリーグではサーパス 
四国リーグでは愛媛マンダリンパイレーツ さらに北信越リーグは研究中 
関西リーグでは大阪 韓国では三星 
台湾は興農 
高校野球は三重菰野 大学は六大学が早稲田 さらに中央 立命 関大 青森 九州
共立 にも興味あり ゴールデンゴールズも好きだよ 名古屋80もね

9人制の同じ競技なのに、いったいいくつのリーグがあっていくつのチームがあるのだろ
うと考えると眠れません。

Base Ballは世界に広がる巨大な競技人口をもったスポーツです。

このスポーツの面白さをこれからどんどん伝えてゆきたいと思います。
ネットのおかげで リアルタイムでメキシカンリーグが見られるようになりました。

アマリーグまでぼちぼち語っていきます。



74 城島

WBC2009優勝チーム日本の要、4番も勤めた城島が、NPBの阪神に入団した。


シアトルマリナーズの正捕手として、3番も勤め70打点以上もマークしたことのある城島
は、かつて、NPBソフトバンクでも3番として、主軸を打てる捕手だった。

打って守れてリードできる捕手である。
マリナーズは低迷したが、城島は確実にホームを守った。
今シーズンはジョンソンに正捕手を譲ったが・・・

阪神は城島獲得で 3つが飛んだ。

@ 赤星二世の柴田の背番号2 二軍で3割マークの俊足外野手だ

A やっと正捕手になった狩野 打撃もいいだけに外野かファーストコンバートになるそ
うだが、もったいない。そちらにいっても競争は激しい。

B阪神一筋 名捕手 矢野 まさに阪神のブルペンを守り続けた正捕手
41になっても現役だが 城島入団後 どのように使われるか???

5番 といわれているが、狩野も使いたいところである。

73 千葉ロッテ

金 泰均 
韓国リーグ ハンファの4番 2004年 2005年は 100打点マーク 2009年は31
ホーマー 韓国のスター選手である。

2006WBCは韓国の一塁の控えだったが 2009年では4番
巨漢ながら、コンパクトな打撃で 11打点を上げ 準優勝に貢献した。


 
この一塁手がFAで千葉ロッテに入団する。

ただし昨年は95試合で62打点 19ホーマーと精彩を欠いた。
イスンヨプ と比較されるが彼のようなホームラン数は記録できず
多くが20本代であった。

このあたりがみそであるが。。。

ロッテは 井口・大松・サブローがクリンナップ
指名打者かファーストで起用されるだろうが
福浦が落ちているだけに・・
5.6番と言ったところだろう。

ホームランは20本 打点も60ぐらいはいけるのでは
あとは竹原 神戸といった和製大砲との勝負・・
 
センターを狙う新人 荻野 とともに
西村ロッテの新しい風だ。

かつて ロッテには2桁投手がずらっといた。
エースの清水直 アンダーハンド渡辺 に 小林宏 サンデー小野
新人王久保 サウスポー加藤康

ここに成長した 成瀬 
成長途上の唐川 大嶺 が加わり 変わりに 久保 加藤が放出された。

ちなみに、今シーズンは
成瀬11 小野8 清水6 唐川・大嶺5 小林4  渡辺3 勝である。

左の先発がもう一人ほしい事情
橋本がFA 捕手は里崎 だけという状況

のために エース清水で 那須野と 斉藤を取った ロッテ

一方 横浜も三浦に次ぐ先発がほしい状況・・

で今回のトレードになった。

ロッテは 成瀬 大嶺 唐川 小野 小林 那須野 でローテ

横浜は 三浦 清水 寺原 小林大 でローテになるだろう!

ロッテでは 香月 横浜では阿斗里 にも期待がかかる巨人が中日戦力外の中里と選
手契約したが、


72 巨人の投手


巨人の投手って何人いるのだろう?

一軍先発がゴン グライ 内海 東野 高橋 オビスポ 6人
リリーフが クルーン 山口 越智 豊田 木村 M中村 金刀 西村
久保 9人 一軍クラスが15人

二軍先発 木佐貫 野間口 辻内 福田 深田 栂野 6人
リリーフが ロメロ 会田× 上野 村田 古川 新人土本・小野 
に中里で8人

育成クラス
笠原 竹嶋× 斉藤 宮元 尾藤 杉山 西村 に新人BCリーグ星野
岡山商大大立 群馬大神田 の10人

39人の投手で 一軍を争うわけである。

その中で、中里は どの程度の活躍が出来るのか?
まずはファームで実績を残し 一軍へ上がってほしいものであ

71 野球 戦力外


ドラフトで育成を含め投手3 捕手3 野手3を獲得し、Mr立浪が解説者に、井上がコー
チになった中日だが、ここにきて戦力外が6人出た。

投手はやはりファームのリリーフで防御率の悪い2人 佐藤亮 菊池
が切られた。出て打たれることが多かった。
2人はプロのファームでもちょっと苦しい。左だけが救いだったが

さらにかつてのドラ1 中里 故障の影響は長引いた。ファームで6勝はしたが、防御率
はよくない。

実績のある平井 KABA は 残った。
このあたりはトレードという選択肢もある。

2年目で退寮していた樋口も退団だ。

捕手を3人も取ったので、あまりにも打てない小川将が押し出された。
野手では有望な即戦力の大島・松井が入ったが、中村公 が退団。

かつて落合監督に4番を期待された大型スラッガーもファームで57試合。使われ方に不
満があり、森岡のように他チームに行くのか。
化ければ 光信(阪神)ぐらいになるだろう

70 スレッジ

これからはトライアウト参加、独立リーグなど再起の道はある
韓国系アフリカ系アメリカ人 日本ハムのスレッジが絶好調で
CSシリーズ突破 いよいよ日本シリーズだ。

初戦の逆転満塁ホームランはすごい・・・歴史に残るホームラン。

スレッジは MLBエクスポスでデビュー
2004年は2番センター に定着 62打点を叩いた。

しかし2005年末に
元広島の強打ソリアーノとのトレードで テキサスレンジャーズに移籍
その直後に
12勝投手ヤング ファームの主砲ゴンザレスとともに、イートン 大塚の交換要員として
 サンディエゴパドレスに移籍

4番に定着するゴンザレスと違って
激しい外野ポジション争いの中 2007年 100試合に出場
23打点をあげた

翌年日ハムに移籍
初年度は16本 69打点 と エキスポス時代のような成績だったが
今年は5番DH で 27ホーマー
パリーグ優勝に大きく貢献した。

ダルのいないシリーズ 
スレッジにかかる期待は大きい・・

69 トレード期限

7月31日 トレード期限 に近づき
ホリディ ラローシェら 大物のトレードが始まっている。

それに伴い マイナーにも動きが出てくる。

日本人マイナーリーガーの 動きは・・

◎井川慶
ヤンキーズの先発5番手の期待がかかる 8勝 スクラントンの歴史に残る最多勝利投
手に・・
多分 メジャー昇格させるだろう。

◎薮田安彦
3Aでは急速も増し、セットアッパーとして活躍している。ただ中継ぎ投手は過剰気味で
上がるのは?

◎前川勝彦
こちらも同じで 3Aでは可もなく不可もなく。。だと昨年の前田 福盛のようにマイナー終
了時点で終わってしまう。

◎高橋建
バッファローでは先発もリリーフもこなす 貴重なサウスポーではあるが
再度の昇格となると0勝2敗 まだまだもうひとつピリッとしない。

◎田口壮
ポストシーズン男 代打代走守備固め 大一番でのスーパーサブとしての実績は光る。
アイオワでは2番を打つことが多いが ポストシーズンを考えると 9月1日のロースター
拡大までにはあがるのでは!

◎藪恵壱
年齢と6点台の防御率 前半戦終了で解雇である。
限界とは思われないのでNPBへの復帰もいいのでは?

◎高津臣吾
NPBの名球会投手 ヤクルト→シカゴ→ヤクルト→韓国 ときて フレズノ(3A)へ でも
1回で2失点と打たれた

◎小林雅英
コロンバス(3A)を解雇 次を探しているが。。。9月までにはどこかが拾うだろう

◎田澤純一
フュチャーゲームの先発指名は「今最も期待されている若手」という評価である。
NPBの中日あたりなら先発に入れてがんがん投げさせるだろうが。。。
名門レッドソックスなので、メジャーの力はあるけれど、今年はロースター枠拡大時にも
上げないだろう。

◎松坂大輔
WBCのNO1エース、メジャー5本指に入る好投手もとりあえずマイナーからの復活とな
る。

◎角一晃
エンジェルスのAクラスの控え捕手として頑張っている

<メキシカン>
吉岡裕二 チームのクリンナップに定着しているがHRが少ない
山村路直 チーム解雇された

<独立リーグ>
ロングビーチで 伊良部が先発 三澤がリリーフで頑張っている
カルガリーのマック鈴木は? 長坂 松本は頑張っているが


 

68 大型トレード


今シーズンはシーズン直前に楽天一場 とヤクルト宮出のトレードがあった。

一場は楽天チーム創設時の目玉!
育英金の関係で他チームが手を引き 楽天に入った明大のエース
一場の高校のチームメイト大広 大学のチームメイト西谷 大学選抜のチームメイト塩
川も獲得 まさに楽天市場(一場)と言われた

しかし楽天では先発ローテに入るも大負けで特に昨年は12試合で3敗
だった。

一方 投手から転向した巨漢のスラッガー宮出は 一時期5番をつとめたが、最近は飯
原 福地の成長で出番がなくなっていた

そしてシーズン3ヶ月過ぎて・・・・
一場は1勝したが防御率は6点台・・ファーム落ちしている
宮出も 打率2割でファーム落ち 最近はまたあがって8番を打っているが・・・

さらに7月11日 トレード第二弾
リリーフのほしい西武が阪神の太陽を希望し、交換要員には右の内野の守備固め水田
に決まった。

藤田太陽はドラフト一位で入団し9年目 先発の格に と期待されていたが。。最近はフ
ァームのリリーフがほとんどだ

水田は昨年も117試合に出場 典型的な内野の守備固め&代走
ただし打てない。
右の内野が少ないだけに藤本ともに後半要員になるだろう

2人の今後は???




67 三重スリーアローズ


今日は四日市霞ヶ浦ドームの元気がみえる産業展に行き、三重スリーアローズのトーク
ショーやブースを見てきました。

舞台上には 壁矢オーナー 谷沢ATO 松岡弘監督 藤波コーチ 前原コーチ
1時間ちょっと 面白いトークが続きました。

壁矢オーナーが進行でことしのドラゴンズ切りから。プロ野球の裏話まで
いくつかの話題がありました。

特に面白かったのは
まずどうしてこのようなスタッフになったのかの話
チーム設立を企画した、壁矢オーナーが野球で信頼できる谷沢さんに指導を相談
谷沢ATO は 大卒で2000本打った名球会員の打者 
でも最近は私費で、野球の発展のため、千葉でアマリーグのオーナーと指導者をやって
おり、規定によりプロの指導はできないとのこと

そこでまず 西多摩倶楽部の松岡監督に話を持っていった。
ヤクルトのエース。191勝でお客さんに見せるべき自分の球が投げられないと引退した
男気に谷沢ATOがこの人 と決め 説得した。
松岡監督は妻にこの地方に行くことを相談し反対されると思ったところ、「野球がやりた
いんでしょう」 とOK
さすがにこれには泣けたとか!

谷沢ATOはやはり東海地区なので地元ドラゴンズで という意向もあり解説や指導で忙
しいながらOBの 藤波・前原氏にコーチを頼んだとか・・・

なるほどと 納得できる内容でした。

聞く耳を持つ人、吸収いい人は絶対伸びると松岡監督 選手は25人はほしいと言って
いました。コーチ経験もあり、指導者として自信を持ってチームをひっぱっていくでしょ
う。

トライアウトは9月 さらに独立リーグのトライアウトも使う といっていました。

球場ですが、壁矢オーナーによると。津を軸に、四日市、松坂、伊勢 さらに熊野、伊賀
など県内を使って開催するとか
谷沢ATOが、津市はすでに予算がついたといっていました。

終わってから壁矢オーナーに直接会い、MIXIおよびHPで応援していくことをお話し、承
諾いただきました。
北三重のいなべではまだあまり活動がなく、でもいつかはやっていきます とのことでし
た。

その後、ブースに並んだ監督スタッフ
グッズやサインの販売などをやっておりサインに忙しく、結構盛況でした
広報のかりんちゃんが 新人会員募集をやっていました。
不思議な雰囲気で 彼女はチアドラよりいいですよ。

壁矢オーナーの熱意と、監督・コーチのやる気と技量、そしてファンのがんばりこの三つ
矢がひとつになれば
選手の士気も上がり 初年度で優勝も夢ではないでしょうね!

地元三重の球団応援していきます

66 スクラントンの井川投手

スクラントンの井川慶投手 6勝と今シーズンも好調である。
昨年は14勝 さすがにNPBの20勝投手 というところを見せた。

井川はNPB阪神で5年連続2桁 2003年には20勝をあげた。

ヤンキーズは5年 約20億円で契約
左の軸に と期待されたが メジャーでは 70回で2勝である。
2桁は と期待された投手だけに これではさびしい

3年で12億円 一打者600万 一球100万の割である。

ところが3Aの スクラントンではやはり格が違う
昨年 14勝 たぶんことしもそのぐらいであろう

ヤンキーズの先発は
昨年 なんと 20勝ムッシーナが引退
ラズナーが楽天に移籍

王 ペティット チェンバレンに
サバシア バーネットが加わった

でも王はゼッ不調!!
井川昇格のチャンスは十分だ。

当面は 高橋建加入のあおりを食って
メッツから来た 元レイズ先発のフォッサムとの争いだが??

なお スクラントンでは シェリーダンカン外野手が好調
ヤンキーズ外野陣も デーモン スィシャー カブレラ ガードナー と好調だけに
入れ替えが 松井?? と言う可能性も

65 18人目のリリーバー

ドラゴンズ
リリーフ陣がいまひとつで苦労している

パヤノ ネルソンが落ちて
浅尾 平井 高橋・・・ と後が続かない
期待の中里 鈴木義も上がってきていない

そのなかで まさかの河原純一 が セットアッパーの位置に
滑り込んだ

1年間のブランク
球威・スピードの落ちたボール
WBC 山田コーチが 危ない状態 といっていたが
経験とコースだけでやっている

大学やアマのスター選手
かつての巨人のドラフト1位 そのまま桑田に代わりローテ入りで8勝
2002年 5勝28S で 巨人のクローザー
球歴は輝かしいが
入団時の ソープ嬢との婚約・認知 さらに彼女の暴露 そして離婚
と プライベートは騒々しかった。

ただ2007年 西武解雇
2008年 駒大野球部 で練習
2009年 中日入り 年棒600万

東京は引き払った
乗っていた車ベンツS600(2000万円)は売り払った
たった一人(独身)で 中日寮入り
そして再出発した。

@HPゲット A1安打@アウトで降板 B2回を0封
となんとかやっている。

期待は18人目のリリーバーである
ハングリー精神に期
64 独立リーグの収支

ステラの撤退 と 3000万円分配金未払い 
と言う局面を迎えた 関西独立リーグ
これからは各球団単位の収支となる。

現在の状況は
大阪 観客平均 1700
和歌山 観客平均 600
である。
特に地方の 洲本 田辺で平日 となると
観客動員も 200人ぐらいである。

球団経営は 年間1億〜1億5千万
このなかには
監督 コーチ代
選手の月給
さらにチームスタッフ 
宣伝費 球場借り上げ など・・
これを入場料、スポンサー グッズ販売 で補う

都市部の大阪神戸はともかく
特に 紀州R軍の観客平均は 600弱
これでは全試合やっても 5000万程度の収入しかなく
これでは大きな赤字となる
これからのスポンサーに期待ではあるが

三重T軍についても
最低2000ぐらいは入らないと
維持できない。
三重も大都市はないので むづかしいところである

独立リーグのチームの状況は厳しい 特に不況下だから・・・
IL愛媛 1.8億の累積赤字 スポンサーが補填
IL高知 スポンサー撤退で存続の危機なるも健康機器会社がサポート
ロゴだけで現金をポーンと という企業も減っている

支出のほうは 1億4千万 広報費2900万 選手費6800万
   コーチ600万 選手月15〜20万 (ただし元プロ40万?)

聞いたところでのデータである

選手にしても 住居費 食事代 用具代 移動費と遠征宿舎 がかかる

収支を合わせていくためには切り詰めが必要となる

まず収入のほうだが

●スポンサー
地元企業とのタイアップ
健康・運動企業とのタイアップ
●後援組織→入場者の増加
各地域後援会の結成 さらに年間会員券などの販売
地元企業での選手のオフ雇用&支援

などが考えられる

三重なら南北8地区で 後援会が立ち上がれば・・・

支出は

●選手数の制限 (神戸なんかやっています。)
●給料を下げる (関西では話が出ているみたい)
●移動バスの購入 公共施設での宿泊 選手寮の一括借り上げ

小さな節約を積み上げることだが
選手は用具代も自分もちなので 下げれるものか???


63 巨人の角の息子


MLBも やれイチロー やれ松坂 と人気だが
日本人マイナーリーガーたちも上を目指して激しい競争を戦っている

メジャーのキャッチャーを例に取れは
メジャー 3A 2A A+ Aー SS R と7チームで
20数人いるわけで このうち2人ぐらいがメジャーとなる

巨人、ハムでストッパーとして活躍し、MXテレビの解説者、タレントの角の長男 一晃が
 ソルトレイク(エンゼルス3A)に昇格した。

もうエンゼルス捕手陣の4番手だ

エンゼルスは打撃のナポリ 安定のマシス という2人の捕手がメジャーのレギュラーを
争っている

3A(二軍)のソルトレイクには第三捕手の29歳のバッディがいるが
その控えにこの若い一晃がAクラスから抜擢である。

東海大相模では田中(巨人二軍の四番)とクリンナップを打った強打者
白鴎大 ドミニカリーグと苦労したが 今シーズン中にメジャー??? の可能性もある

弟の晃多は東海大相模で太田(巨人ドラフト1位)とクリンナップ
ロッテ育成枠3位でプロ野球選手となったが
育成選手だけで13人(1位 池田投手は退団)もいる状況
出場機会には恵まれない。

目下 基礎体力強化 といったところだろう
フュチャーズ(混成チーム)で出ることになろうが!
 
余談 元中日のドミンゴが ILリーグ高知 入り!!


62 NPB開幕

NPBが開幕した。

ちょっとWBC組には 疲れが見られるが?

開幕に当たって何人もの新人が登場している。
各チームのニューフェースを紹介

★中日
一発かっ飛ばした野本圭外野手 打てて守れて走れる外野手だ。
オープン戦でブレイクした藤井とともに6,7番に定着できればこれは心強い。
新しい中日外野の誕生だ。
新人王にもっとも近いプレーヤー 3割20本を期待する

★横浜
1番松本 7番山崎と 大卒新人が先発
特に横浜商大の山崎は予想外だった
これに細山田捕手も一軍登録・・
新しい横浜に期待だ

★日ハム
ドラフト2位榊原投手が先発ローテ 1位大野捕手が一軍登録
サイドハンド谷元投手も中継ぎにはいる
3人ともかなりの登場が期待される
しかし期待の中田はファームスタート

★ソフトバンク
摂津投手が一軍入り

★ロッテ
期待の3投手(木村、上野、坪井)はファームスタート

それぞれのこれからの活躍に期待したい
61 打撃捕手

12球団全選手名鑑2009を購入した。
これで32冊目である(笑)

さっそくこの名鑑に載っている打撃投手・捕手をチェックした

●巨人
左右2人の大物が加入した
元ロッテのクローザー 河本育之 ジュニアアカデミーコーチからの転進だ
さらに吉武真太郎 SBのセットアッパー 巨人入り後はいまひとつだったが引退し ブル
ペン投手になった。
老練な二人に期待だ。

●横浜
石田投手の死去、有働投手もぬけ 2人加入した
同大卒の自由枠 染田賢作 27歳とまだ若い
さらに入来祐作 巨人で13勝 日ハムでも先発で6勝 米3A ノフォークで4勝の経験
豊富な好投手も、昨年引退しスタッフとしてがんばる

中日は松坂の女房だった小山捕手が引退してブルペン捕手となった

●ロッテ
元デュプロの捕手 味園博利 がブルペン捕手となる 
吉留二軍サブマネ用具担当も スタッフに転向する。

●楽天
二軍サブマネとなる宮越打撃投手に代わって広島の元打撃投手 兵頭大介が採用され


●SB
ベテラン竹口、宮田正直が抜け、元楽天のリリーフ戸部投手が入った

西武はチーム最古参の田原 日ハムは駒居 が引退し打撃捕手となった。
オリックスは、かつてのチーム最多勝小倉が復帰し、渡辺典子の元夫 西岡洋が抜け
た。
 
それぞれのチームの底上げに努力してもらいたい。

60 NPB→MiLB

カブスとマイナー契約した門倉健投手(36歳)

NPBで80勝 中日横浜など手先発ローテで2桁勝った長身のベテラン右腕、昨年は多
摩川G(巨人二軍)で5勝4敗だった。
PCLだったら ウェルズ バーンズらと並んで先発ローテを努めるだろう。

ブルージェイズとマイナー契約した高橋建投手(広島)

昨年チーム4番手の8勝 常に先発ローテの一角にいるサウスポーだ 。シュラキーズな
ら先発ローテも、さらにメジャーでのワンポイントの期待もかかる。

なお元巨人の野口投手は健康診断の結果、契約締結には至らなかった。

● MiLB→ NPB

アルバカーキ(マーリンズ3A)のランバン二塁手は、千葉マリーンズへ、万能内野手 昨
年はドーティーと併用された

ニューオリンズ(メッツ3A)の5番 29発のアギーラはSB
マイナーでは常にクリンナップを打つ右翼手である。
松中の後ろを期待したい。

コロンバスの代打 ジーメネス(ワシントン3A)は日ハム、鎌ヶ谷で金子洋とアーチの競
演をしそうだ。

2Aのブランコも中日へ

さらに、タコマ(マリナーズ3A)の先発ワズディンは西武、
ラハイバレー(フィリーズ3A)の28セーブストッパー チルダーズは楽天、
オクラホマ(レンジャーズ3A)の長身先発ローはSB ロチェスター(ツインズ3A)の中継ぎ
バレットはヤクルト 

パドレスで9勝勝ったこともあるポートランドの先発ジャーマノもSB
バファロー(インディアンズ3A)の中継ぎマストニー シュラキーズの先発ウォロンドは横
浜 ファルケンボーグ、ドーマン、ウィングもやってくる。

マイナーの好投手が続々来日である。

日本とアメリカ 行ったりきたりである
59 2008年ドラフト会議

目玉と言われた東海大相模の大田遊撃手は巨人1位指名となった。
大型二塁手として育成して欲しいが。
今年のドラフトを検証する。

いいドラフトをしたのは千葉ロッテだろう。
NO1サウスポー木村弟投手と、アマNO1打者長野を取ったわけだから。
木村弟投手は最低5勝望める。FAで抜けるだろう選手の穴を埋めれるだろう。もちろん
現在の力でも唐川よりは上と見ている
長野外野手は3番タイプ。競合して中日一位となった日通の野本、横浜一位の早大の3
番松本啓より実戦むきだ
合計14人指名しているが東洋大のエース上野、打たせて取る左腕坪井も即戦力だ。
これに香月弟、さらに信濃GRで先発もリリーフも勤めた鈴江も加えて5人は即戦力と見
れる。
あとは高校生だが、その中には小柄でしぶとい内野手の巨人の角jrもいる。
いきなり浦和でレギュラーになれそうだ。

巨人は高校生主体のドラフトで結果が出るのは数年後と見られる。
その中では育成枠の尾藤祐一。早大ではあのハンカチ王子のライバルと見られていた
が、肩の故障で退部。岐阜城北では中日2位の伊藤準基クラスの素材だった。
さらに中大の主軸だった福元、NOMOクラブを経ての入団だ。

中日では俊足の東海大の岩崎遊撃手と、明大のエース岩田に注目したい。
広島の岩本外野手は2.3年のうちに層の薄いレギュラーに食い込むだろう。

ソフトバンクは5勝以上計算できる巽投手のほか、独立リーグから3人、福岡のキム、
福井の奪三振王柳川、そして待望のNPB入りとなるかつての大学NO1捕手の堂上で
ある。
日本ハムもいいドラフトをしている
1位は東洋大の5番大野、さらに巽クラスの榊原は先発で5勝、即戦力の矢貫は宮西ク
ラスの活躍を期待したい。小さな谷元も面白い
楽天では楠城外野手。うまくいけばいきなりレギュラーかもしれない。


58 関西独立リーグ 大阪ゴールドビリケーンズ

北陸信越や九州四国に続いて関西にも独立リーグができるという。
関西独立リーグである。
(株)ステラが中心となって、四国リーグの仕掛け人だった元西武の石毛宏典氏がコミッ
ショナーとなり、チーム作りが始まっている。
リーグは今のところ4チームである。
1チーム20人。監督コーチにはプロ経験者で72試合を行う。

●神戸9クルーズ
広田和代氏がオーナーとなる初女性オーナーのチームである。監督には和製トラボルタ
元阪神の中田良弘氏(サンテレビ解説)が就任。あの連勝投手である

●明石レッドソルジャーズ
明石市が応援するチームで明石総合公園をフランチャイズにするチームである

●紀州レンジャーズ
すでに地元のNPOなどが軸になって活動しているチームである。
監督は木村竹志氏、と言ってもわからないだろうが、あの箕島高校のV投手。小さなアン
ダースロー、元西武の石井毅である。さらに元広島の井上コーチ以下、レベルは整って
いる。ここには女性捕手の山崎選手も在籍

そして「大阪ゴールデンビリケーンズ」である。大阪のシンボル、大阪通天閣のあのビリ
ケン様をキャラクターとしたチームである
大阪市内を本拠地とし、大阪らしいニューチーム作りを目指す

監督は元近鉄の主軸の内野手、元選手会長 村上隆行氏。さらにコーチには巨人のス
トッパーで30セーブ、阪神の中継ぎで活躍した石毛投手コーチに、地元大阪出身、高校
時代は上宮高校で、ドジャーズの黒田と同期、日本ハムの落合のあとの4番で20ホー
マーの西浦打撃コーチ とスタッフはそろっている。
とにかくこのチームを1年間追っていくつもりである。

ドラフト・トアイアウトと進み選手が整備されていく。
元プロのレベルの高い指導の下で、選手たちが成長し、さらにプロへメジャーへと飛躍し
ていくことを期待する。

このリーグ、京都、奈良にもチームを、さらに元日ハム田中聡氏を軸に滋賀にもチーム
の動きがある。OBC高島、元エクスポズ3Aの森投手の在籍する、三重(津)高虎といっ
た他のチームとの動きも注目である。

独立リーグは野球の原点に近い。
数十億円の選手も月給10万円の選手も同じプロ選手である。
打者は塁を進めることを、投手は点をとられないように投げ、ただ白球を追うことには変
わりない。


58 通訳・エージェントからギタリストへ

うーん、これには驚いた
ギタリスト「コータ」なかなかの美人だ。
ジェンダーフリーギタリストと言うことで両性具有者。
元は男性だったと言う。
自分の性に疑問を感じ女性になったと言う

なぜ野球のコラムでこの人を上げるのだろうと疑問に思われるだろう
前歴を調べてみて驚いた。

日本人がメジャーリーグに進出した時に、言葉の壁にぶつかった。
そこでパイオニアの野茂英雄はある通訳に目をつけた。
石島浩太、ダイエー・西武で外国人の通訳として実績を持つ。
アメリカ育ちで通訳は完璧だ。

野茂の専属通訳として、さらに次に進出した伊良部の専属通訳として、メジャーの活躍
の場には必ず彼がいた。

彼はエージェントも手がける。
日本から進出するプレーヤーの代理人も果たす。
巨人の選手のよきパートナーでもあった。
ポストシーズンのどのチームにも日本人がいる。
いまや日本人はメジャーになくてはならない存在になり、彼は功労者として表彰された。

その彼が今は「コータ」である。
人間にとってのジェンダーフリー ようやく認知され始めた課題である、


57 関西独立リーグ 大阪ゴールデンビリケンズ

北陸信越や九州四国に続いて関西にも独立リーグができるという。
関西独立リーグである。
(株)ステラが中心となって、四国リーグの仕掛け人だった元西武の石毛宏典氏がコミッ
ショナーとなり、チーム作りが始まっている。
リーグは今のところ4チームである。
1チーム20人。監督コーチにはプロ経験者で72試合を行う。

●神戸9クルーズ
広田和代氏がオーナーとなる初女性オーナーのチームである。監督には和製トラボルタ
元阪神の中田良弘氏(サンテレビ解説)が就任。あの連勝投手である

●明石レッドソルジャーズ
明石市が応援するチームで明石総合公園をフランチャイズにするチームである

●紀州レンジャーズ
すでに地元のNPOなどが軸になって活動しているチームである。
監督は木村竹志氏、と言ってもわからないだろうが、あの箕島高校のV投手。小さなアン
ダースロー、元西武の石井毅である。さらに元広島の井上コーチ以下、レベルは整って
いる。ここには女性捕手の山崎選手も在籍

そして「大阪ゴールデンビリケーンズ」である。大阪のシンボル、大阪通天閣のあのビリ
ケン様をキャラクターとしたチームである
大阪市内を本拠地とし、大阪らしいニューチーム作りを目指す

監督は元近鉄の主軸の内野手、元選手会長 村上隆行氏。さらにコーチには巨人のス
トッパーで30セーブ、阪神の中継ぎで活躍した石毛投手コーチに、地元大阪出身、高校
時代は上宮高校で、ドジャーズの黒田と同期、日本ハムの落合のあとの4番で20ホー
マーの西浦打撃コーチ とスタッフはそろっている。
とにかくこのチームを1年間追っていくつもりである。

ドラフト・トアイアウトと進み選手が整備されていく。
元プロのレベルの高い指導の下で、選手たちが成長し、さらにプロへメジャーへと飛躍し
ていくことを期待する。

このリーグ、京都、奈良にもチームを、さらに元日ハム田中聡氏を軸に滋賀にもチーム
の動きがある。OBC高島、元エクスポズ3Aの森投手の在籍する、三重(津)高虎といっ
た他のチームとの動きも注目である。

独立リーグは野球の原点に近い。
数十億円の選手も月給10万円の選手も同じプロ選手である。
打者は塁を進めることを、投手は点をとられないように投げ、ただ白球を追うことには変
わりない。




56 デビルレイズ PO進出

あの万年最下位のタンパベイ・デビルレイ(黒えい)ズがリーグトップでプレーオフ進出を
決めた。
タンパベイレイズと変えてからさらに強くなった気がする。
1998年、球団拡大でフロリダのタンパに出現した新球団は。アリーグ東地区に加入し
た。

この地区はヤンキーズ・レッドソックスという2強 さらに古豪オリオールズ、そしてあん
がい強いカナダのトロントブルージェイズという強豪ぞろいだった

初年度は、ロスチャイルド監督の下に郷土の英雄、3000本安打に迫っていたボッグス
を3番、4番はブレーブスの4番マグリフ 5番はマリナーズのソレント 内野にはカブス
のカイロ、フィリーズのストッカーといった名手をそろえ、エースには13勝のサウスポー
アルバレス、さらにキューバ代表のアローホ、エンゼルスのスプリンガーをそろえまずま
ずのチーム作りだった。しかし結果は99敗。

それから6年間最下位を走った。
チーム作りは、バッターは他チームの主軸を持ってくることが多かったが、投手が整備で
きず??でだめだった。

それがまさにここ数年、チーム内の若手育成がうまくいきレベルアップで強くなってきた。
投手陣ではカズミールが花開き、さらにシールズ、ソナンスタイン、ジャクソンと徐々に力
がつき、今年はそれにチームの宝デルモンヤングと交換したガルザを加えて5人の3桁
投手が誕生した。
抑えは引退を撤回したベテラン・トロイパーシバルが確実に押さえている
打線ではペーニャがここ2年ブレイクし4番に、さらに外野に転向したアップトン、新人ロ
ンゴリアが打ちまくっている。
スピードスタークロフォードに加えヤクルトの3番サード岩村が見事にトップバッターに変
身し強力トップになっている。
デルモンと交換したバートレット遊撃手も好調で、逆に有望ショート・ゾブリスト、新人王
候補だったバルデリが押し出されている。
さらにDHにはベテランフロイドがチームの支柱としてベンチに座る。
今シーズンは創設期の正捕手38歳のマイクデフリースもマスクをかぶった。

本当に安くて若くて強いチームだが、ベテランがうまく要所を抑えている。世界一に向け
て頑張って欲しい

55 パリーグは西武がリーグ優勝した。

昨年4位から飛躍!
今シーズンはデーブコーチの就任で
おかわり君、ブラゼル、後藤ら新しい力が飛躍し
かなり強力打線となった。
投手陣も、帆足、涌井、岸と3本がしっかりしていた
さらにグラマンの睨みが!!

さてこの監督が43歳のヤング監督ナベQこと渡辺久信である。
西武のエースとして2桁5回
細身の二枚目、DCブランドを着こなし、西崎、阿波野とともにトレンディーエースとしてな
らした。

スーパーボディーのアイドル武田久美子との浮名話は有名だ。

その後ヤクルトで苦労し34歳で台湾に渡り18勝、引退後は解説者、ファームコーチを
経てやっと監督である。
使いやすいデーブ、潮崎、石井らをコーチに使う

いまや100キロ近い 頭は元近鉄佐野なみのピッカリである。
トレンディーエース から 帽子・取らんデー監督 である 



54 秀樹・ポサダのいないヤンキーズ トレードデッドライン

トレードデッドライン、レイズに走られているヤンキーズでは、5番の松井と6番のポサダ
の復帰の目処が立っていない。
そこで急遽DHと捕手を獲得した。

まずマリナーズを解雇されたセクソンDHを獲得した。
昨年は21ホーマー、今年は低迷しているが、100打点、30本の常連のスラッガーであ
る。マックスで120打点、45ホーマーもクリアしたメジャーのスラッガーである

さらにトレードでリリーフのオーデンドルフ投手と2Aの3人(ジョー田畑捕手含む)でパイ
レーツの主軸ネイディとリリーフのマルテを獲得した。

さらに目下正捕手のモリーナのジャイアンツの兄も狙っていたがタイガースからイバンロ
ドリゲス捕手を獲得した。さらに元ジャイアンツ、世界のホームラン王・バリーボンズも射
程に入れているという。これの真偽はわからないが。

このあたりが並んで セクソン・カノ・ネイディ・ロドリゲスの下位打線となったので強力で
ある。

さらにマリナーズの先発ウォシュバーンも狙った。トレード候補はNPBから入ってさっぱ
りの井川に若手。しかしマリナーズは有望外野手のカブレラを希望。合意に達しなかっ
た。

なお、ライバルレッドソックスは、主砲ラミレスをドジャースに放出、パイレーツにモス左
翼手を放出しパイレーツの100打点大砲ベイ外野手を獲得した。
レベルはラミレスクラス、若いだけにいいかも

53 ラストイヤー?? ここでの踏ん張り 

中日の2006年の9勝投手、31歳になった佐藤充が苦戦している。
190センチ、イケメンのカバちゃん。ドラゴンズショップにも16番のTシャツが並ぶ。妻
はCBC人気アナの占部沙耶香、川上、朝倉、中田とともに4本柱と期待された。
でも2006年以外さっぱりである。2007年は1試合、今年も1試合ノックアウトのみ、フ
ァームでは先発投手らしく投げているのだが
大学社会人を経てきているだけにアマエースの金剛ともども正念場である。

阪神では元日ハムの左のエース、2002年新人王の正田樹、登板がファームで9回の
みである。
ハムでは24勝を上げ、先発ローテにいたが低迷、金澤投手との交換で阪神に来たがさ
っぱりである。
フォームを矯正し、さらに左のワンポイントとして再生しているが昨年は12回登板、今年
9回登板で中継ぎである。
せめてファームで1回きちっと押さえればだが、それも満足に行かない。
年棒は1800万、ファームの1回に200万円は高すぎる。
移籍した金村暁も結果が出ないが。

かつての早大は青木、田中のヤクルト2.3番に、阪神6番の鳥谷が3番、次の4番が比
嘉、さらにヤクルト4番の武内、オリックスの由田とそうそうたるメンバーだった。
その4番打者、比嘉寿光がファームで12安打と低迷、厳しくなっている。
沖縄尚学院で甲子園制覇、早大で主将で4番の大型サード、衣笠金本二世、背番号10
期待は大きかったが1年目に一軍に8試合出ただけでファームでも200〜230の低打
率だ。
新井の穴を埋めたいところだが、粗い打撃が直らない。
このままで終わるのか?



52 2人の縁の下の力持ち

多分野球コラムではもっともマイナーな話題であろう。

野村楽天が思ったより好調である。
岩隈、まーくん、山崎らの活躍もあるが、戦力が弱いわりにこの不思議な強さは、まさに
野村の経験である。野村監督半世紀のプロ経験がチームを勝たせているのだ。

細かな作戦はすべてあたっている。
その野村野球において、大きな戦力となっているのが、野村野球をヤクルトで学んだ橋
上ヘッドコーチとさらに知的戦力といわれている山田勝彦バッテリーコーチである。
山田コーチは39歳。野村監督に言わせれば、嶋に変わって守るか? である。
十分現役でもいけそうだ。
現役時代は阪神で一時期、正捕手を務めたが、非力な打撃とワンパターンのインサイド
ワークのために、矢野に正捕手を奪われ井川専用捕手とかブルペン要員としての存在
になった。

下柳らとの交換で日ハムに移籍、正捕手として期待されたが、高橋の陰になり」2005
年を持って引退した。
今では現役時代の酷評された野村監督の腹心の部下である。
着実に野村イズムを浸透させている。目下の課題は素人打撃の嶋のレベルアップであ
る。

中日は故障者が多く、森野、李、谷繁の離脱で外野手、捕手はピンチである。
藤井、小川らのレベルアップか望まれるが、彼らをアシストするのが樋口龍美サブマネ
ージャーである。

かつてのドラフト1位、アマNO1サウスポーである。(中田が2位)結局、故障もあり一軍
で投げることもなく二軍で1試合7回まで投げた程度である。
アマ屈指の140キロもプロでは案外打ちやすい球だった。

今シーズンからはサブマネとして裏方に徹している。人柄の良さはバツグン、ボランティ
アとして若手投手の打撃投手も勤める。
樋口さんがいつでもレベルアップさせてくれると若手選手の信望は厚い。
今では打ちやすい球に徹している。


51 高津 韓国に行く

日本初のリリーフで名球会入り投手、286セーブの元ヤクルトのクローザー、ホワイトソ
ックスでもクローザを勤めた高津臣吾投手、とうとう韓国のウリヒーローズ入りである。
実績的には文句はないが、39歳の年齢と昨シーズンの状況を見ると厳しい面がある

2005年 メジャーからマイナーに落ちると2006年はヤクルトに復帰、湖ルーザーでそ
こそこ活躍したが、2007年は、ケガでからきしよくなかった。2008年はメジャー再挑
戦となったがキャンプできられていた。

韓国リーグとなると、まだあのサイドハンドが通用するような気もするが観光もレベルア
ップしている。かつての渡韓選手のようには行かない。

ソウルが本拠地のタバコのウリのウリヒーローズは、今年の新設球団で最下位である。
主軸には元ヤクルトのペタジーニがいるが未だにホームラン1本である。
もちろん高津にはクローザーが期待される。大学同期の小池はアマチームのコーチにお
さまっているがこちらはまだ現役で行く

韓国では加藤初ら日本人3コーチのSKが首位である。
次がトゥサンベアーズ こちらに元SBのランデルがいる。
3位はメジャー監督のロイスターが率いるロッテジャイアンツ
4位はハンファ 元日ハムのトーマスが頑張っている
5位は三星ライオンズ 湖トラは元中日の宣監督、元オリックスのオバミュラーが投げる
6位はキアタイガース 元中日の38歳の イがレギュラーで
7位のLGツインズ、ここには元阪神 ブラウン、オクススプリングがいつ。

高津の加入でどれだけ浮上できるのか??





50 アトランティックリーグ

田中一徳外野手が不調である。
名門PL学園から横浜大洋にドラフト一位で入団した俊足好守の外野手である。身長165セン
チはアメリカではかなり小さい。

横浜退団後アメリカの独立リーグアトランティックリーグのヨークレボリューションに入団、昨年
は1番中堅で頑張っていた。
今シーズンはレギュラーの座を譲り、率220 出場試合は半分以下の18試合で1打点であ
る。

守備と走塁では定評があり、横浜時代に110試合も出場したことがあるが。
マイナーより下の独立リーグである。もう少し調子を上げないと

このチームには楽天の押さえに期待されたマイエット投手も在籍している。
なおこのリーグには元助っ人外人も在籍している。

まず昨年のドラゴンズの中継ぎに期待されたグラセスキーもいる。さらに日本ではファーム9試
合だけだった同僚のバレンタインがロングアイランドのストッパーを勤めている(なお6月にメッ
ツマイナーに移籍)

ニューアークベアーズには、パイレーツ、JPBオリックス、メキシカンと渡り歩いた元メジャーリ
ーガー、サイモンが7番に座っている。

どこでプレーしてもボールは一個、バットは一本である。
それにしても野球は奥が深い!


49 53歳のフリオフランコ引退

公称は1958年生まれだが1955年説も強い多分53歳のフリオフランコが引退した。
27年、メジャー、NPB、韓国、メキシコと四半世紀以上のメジャーな球歴を持つ偉大な打者
だ。

スタートはメジャーだった。インディアンスの3番セカンドとしてあのグリップを高くバットを投手
に向ける独特な構えで一世を風靡した。
首位打者にもなりオールスターにも出た。
毎年3割、70〜90打点、180〜200安打の選手として12年ほどメジャーのクリンナップをは
った。
まさにスタープレーヤーだった。

それが1995年のNPBのロッテ入り
メジャーのクリンナップのNPB入りは衝撃だった。
かつてナリーグの首位打者ビルマドロックもロッテ入りしたが、ジャパンマネーなのだろうか?
しかし一年で当時の広岡GMともめてメジャーへ
この復帰した年の成績が日本より上だったのは面白い。
さらに1998年、ロッテに主将として復帰。新生ロッテの精神的支柱となる。

翌年からはブレーブスにメジャー復帰。ここからは代打と控え一塁手になる。
このときの公称41歳、(44歳?)高齢だが酒を飲まずトレーニングで努力し肉体は若手と変
わらないといわれていた。
なお、2000年には韓国三星でもプレーしている。
ブレーブスから昨年のメッツまで、主に一塁と代打で年間50安打程度、一時期はもう一人の
ロッテのフランコ(マット)とツープラトンで一塁を守っていた。
2007年にも本塁打記録、もちろんメジャー最高齢だ

そして今年はメキシコ キンタナータイガースの4番一塁で出場していたが、5月3日に引退発
表となった。

いつかは終わりが来るが本当に53歳だとしたら怪物である。日本で言えば中畑清が巨人の
二軍で4番のようなものだから。

ラミレスJR投手(巨人ラミレスの義息子)が四国リーグで防御率9点台 次回はこちらのことを
書く。




48 メジャーのエース

メジャーのエースが入団した。
オリックスブルーウェーブのラモンオルティス投手(34歳)
JPやらパウエルやらの比ではない。
2003年エンゼルスワールドチャンピオン時のエースだ。その時も15勝を上げている。
それ以降も、エンゼルス、レッズ、ナショナルズでまさに投手陣の軸として活躍した。

ミニペドロと言われた速球投手も、ここ2年は苦しい状況だ。
ツインズやロッキーズで期待されたが、5勝どまり、かつての勢いはなかった。
シーズン後解雇され、故郷ベネズエラで床屋をしていたという。
それがオリックスに呼ばれた。

これといった主力投手のいない、オリックスはデイビー、平野の長期離脱で川越以外は若手投
手に先発させるしかないのである。
その点ラモンは実績がある。まさにリーダー格としての期待がかかった。
5月2日に先発したが結果は4回ノックアウト、NPBのレベルも上がったものだ。全盛期の力が
出れば15勝だがしかし実際は5ぐらいか? でも北神戸で投げさせるようなことはやめてほし


オリックスにはかつてのロッテのサウスポーエース加藤康介もいる。2年連続二桁のこの投手
もウェスタンのエースと化してしまった。
出てきたときはすごかった光原とともにファームのローテを固めている。


47 世界第二位の巨大セカンド

野球にとってセカンドは小柄で動きのいい選手、というのが多い。日本でも高木守、土
井、石井琢 といった170センチ台の小柄な選手が名手で、主に1.2番をこなしてい
た。
そういう意味で185センチ84キロの日ハムの金子誠は意外な大型内野手である。

メジャーにいけば世界一の遊撃手ジーターは191センチの長身。ヤンキーズの顔だ。
セカンドではジェフケント、40歳になるベテランセカンドだ、187センチ95キロ。
4番をつとめられるセカンドで、300ホーマー、1400打点のキャリア、ジャイアンツやア
ストロズで活躍し、いまはドジャーズでクリンナップを勤める。

それに匹敵するセカンドが登場した。
日本ハムの市川卓選手、地元三重菰野高校から入って4年目、三重のゴジラといわれ
る大型選手だ
186センチ、90キロ。パワーはバツグンで、ファームではあるが、3割30打点はマーク
している選手である。

守備は器用だ。外野と一塁と三塁をこなし、さらに今回ファームでセカンドで先発出場
だ。
中田がサード、市川がセカンドという90キロコンビの間に171センチの小柄な今浪が入
って守っっている。

まだなれていないので悪送球は多かったらしいが、これだと将来はチームの先輩、高橋
博のように全ポジション守るかも?

それよりもまず一軍レギュラーで、中田とともに一軍のクリンナップを打てる内野手にな
ることを期待する。

そういえば、同じ地元三重県北勢出身だが、愛工大名電高校出の難病と戦う柴田投手
は、明治大学の野球部で頑張っている。そろそろ六大学に出てくるか?




46 指定席

新外国人選手の中で2人がNPBに適応している
まず阪神のアッチソン。すでに3勝を上げて先発ローテの軸である。向こうでは3Aで平
凡な成績しか残していないだけに意外だ。
さらに万年3Aのブラゼイルも西武に入って9発もかっ飛ばしている。
これぞカブレラ2世といえるだろう。

阪神のフォードは打率が255、まあこんなもんだろう。
もともと調子がいいときにメジャーで6.7番を打った選手である。ただ日本に来てもそれ
が限界だろう。
広島のルイスは2勝2敗で先発ローテに残っている。
かつてのレンジャースの先発ローテ投手だけに、調子がよければ日本でも十分にやれる
ところを見せている

それに比べ3人が指定席に戻っている。
まず横浜のファーマニアック(JJ)。3A暮らしでもう30近くまで来てしまった。
すべてにオールラウンドだけれど、逆にこれといった抜け出すものもない選手。今のNPB
の一軍レベルにはちょっと追いつかないのだろう。
2軍の湘南ならクリンナップも勤まるだろうが

西武のボカチカも一軍ではさっぱり。こちらは三浦貴あたりと似たタイプといえる。
パワーがあるが、3Aでも出たり出なかったりという状況が続いていた。二軍のクリンナッ
プに座って三浦とともに外野を守っている。

SBのレストビッチもそうだ。昨年はナショナルズの3Aで6番。ことしは雁ノ巣球場でプレ
ーしている。
昨年SBはハイズド、ブキャナンという3Aクラスの外人を入れたが使い物にならなかっ
た。
今年も同じ轍を踏んで、同じ状況だ。
雁ノ巣の海風は身に染みるだろう。

こうやってみるともう3Aクラスの外国人では通用しないほど日本のレベルが上がったわ
けだ。日本のファームにために外国人が来るとはすごい時代になったもんだ。

逆に楽天で昨年だめだった福盛がレンジャースではやはり3Aに落ちてしまった。
それぞれのレベルとはこんなもんである。




45 日本を去った外国人達の開幕

PBから移籍のヒルマン監督のロイヤルズは、先発に元広島ベイル、リリーフに元ロッテ
薮田、元近鉄野茂 元広島ラミレス とJPB出身者が多い。
さらに二軍のオマハロイヤルズにも、日本関係者がいる

今年は、デラロサ。デービス、マロースといった一軍の先発陣が並んでいるオマハである
が、打線では前巨人のホリンズが5番に座る。
ホリンズはオープン戦好調だったのでメジャー?と思われたが、二軍落ちだ。さらに元S
Bのブキャナンが代打で登場している。
 
昨年日本に来て不適応と判断されたメジャーリーガーは10数人に及ぶ。かれらにもそ
の後の野球人生があるのである。

前日ハムのグリーンはレッズ3Aで一番に定着、前西武のリーファーは古巣のシカゴWS
OXの3Aの4番に復帰した。JPBの一軍は無理>メジャー3A、JPB二軍なら○ といっ
たグループの選手だ。

前西武のジョンソンもドジャーズ3Aの先発、前オリックスのカーターはブルージェイズ3A
の中継ぎ、 前阪神の汗かきジャンはボルチモア3Aのリリーフだ。

一方3Aの星的存在だったアダム、ウィット、アレンは日本球界を去ったが、出場してい
ない。引退なのか。一方、元巨人のキャプラー、ディローンがブルワーズで活躍してい
る。
2番センターと代打だが貴重な戦力だ。

日本では西武のボカチカがファーム落ち。日本でもアメリカでもメジャーはちょっと無理な
のだろうか?



44 スーパールーキーと西武松坂

東洋大から入ったソフトバンクの大場翔太が先発でもう2勝、さすがに東都のエース、ものが違
うところを見せた。さらに2年目の大隣も完投勝利、ソフトバンクはこの2枚が加わったものだ
から明るい。
リリーフの明大出のルーキー久米が早くも2勝、馬原の欠けている穴を埋めている。
こちらもリリーフで戦力になりそうなのでスーパールーキーだ。
NPBのレベルがメジャーに接近した分、アマ球界も着実にレベルアップしているのだろう。

中田、よしのりといった期待のルーキーは2軍スタートで結果を出していないが、これ以外にも
結果を出しているルーキーがいる

まず楽天の聖沢外野手。野村監督が「せいざわ」と読んだ東都二部のトップバッターは、守備
と足で一軍入りしている。
磯部を抑えてレギュラーになるかであるが1番に定着できるとチームも強くなるだろう。
日ハムでは高卒ルーキー豊島が一軍登場しているが、関学大の宮西は左のセットアッパーと
してすでに戦力に、球の出所が見ずらいだけに期待は大きい。

巨人はルーキーではないが、支配下選手の隠善が強力外野陣の中で一億円の清水や矢野を
二軍に落とし一軍に入った。
中国地方のローカル大に埋もれていた逸材である。
さらに昨年は三軍だった栂野、越智が激戦の投手陣で野口、門倉らを降ろし一軍である。
ともにいいものを持っているだけにブレイクする可能性がある

西武のもう一人の松坂がようやくものになってきた。大きな体とパワー、秋山二世だが、9番セ
ンターで使われている。いつかは4番が打てる逸材だ。



43 打撃投手、ブルペン捕手

試合に出ない練習補助スタッフ、日本にだけある制度である。試合前の打撃練習の専用投手
や投球練習の専用捕手が各チーム10人前後もいる
待遇はコーチではない。給料は500万程度。レギュラー選手の十分の一である。
なお、試合が始まればスコアラーやビデオ係を勤める。

メジャーだとこういう役目はコーチや空いている選手が勤めるが日本では30年ぐらいこういう
形で続いている。打たせる投手、補球するだけの捕手である。
打たれても打球の行方を見る必要はない。ただ打者の調子を整えるのだけが仕事であるがこ
のスタッフがいないとチームは強くならない。プロ野球にとっては必要不可欠な戦力である。

そのなかには有働(YB)やヒデカズ(SB)のように一線の選手が引退して行う場合も多い

今年はヤクルトの石堂が打撃投手になった。ドラフト1位、ローテ投手でもあった。
さらにYBでは左の佐久本も、SBや阪神で先発リリーフに活躍した選手だ。 

SBでは金田打撃投手が退団した。
オリックスのエースで2桁上げたサウスポーだ。
そしてそのあとに四国ILリーグの高知ファイティングドッグスの中継ぎ、岸健太郎投手が入っ
た。
25歳、関西大学リーグで活躍した左の横手投げでかなり打ちづらい。
いい練習ができそうだと王監督。

楽天には下地栄祐投手。社会人の全播磨でもプレーしたサウスポーだ。
こちらも四国ILリーグに入り香川でリリーフを勤めている。
まだまだ未完成なチームだけに期待は大きい

中日の加藤光教投手は法大卒業後、打撃投手→育成選手でまた打撃投手だ。
187センチの長身。球は重い。仮想上原か?

打撃捕手はほとんどが一群の控え捕手や二軍の捕手からの転向組だ。
中には広島V時の代打の切り札、パンチ松井なんかもいる。
さらに外国人もいる。広島にはドミニカンのマルテ。
巨人の柳桓湊は韓国サンバンウルでプレーした捕手。退団後は渡日して日本の野球を吸収し
ている。



42 5人のサウスポー 誰が残るか?

日本ハムの中継ぎ陣、一軍は6人と見ているが、右では坂元、建山、久 左では先発もできる
吉川が入りそう となると
あと左の枠は2である。
ここは5人の競争となる。
昨年入団の宮本、山本 今年入団の宮西に移籍の中村、とベテラン歌藤である。
多分一番評価は、関学大から入った宮西だろう。左のサイドスローで147キロ、さらに球の出ど
ころが見にくい。左のドラゴンズ鈴木と言った感じだ。

関西大学野球でも奪三振が多く、一回程度ならかなり面白い。
秘密兵器的に使われるだろうがここまではほぼ完璧に抑えている。

阪神からエース金村と交換で入った移籍の中村泰も期待は大きい。慶大、IBMと野球エリート
のエース格、阪神では昨年15試合に登板、30才ながら期待の一番星だった。
こちらも好投を続けており一軍の枠に滑りこみそうだ。
一回を確実にホールドできれば、大きな戦力である。

山本一徳は早大時代の実績はないが大きな体と将来性をかわれてドラフト指名された。
球が重く球速が上がれば、体力もあるので先発ローテが務まるだろう。
昨年も一試合先発し7回まで好投した実績もあるが、ここまでは芳しくない。まずは2軍のロー
テという感じだ。

宮本は早大のエース、神宮では活躍し自由枠で入団したが、昨年はプロのレベルにはついて
いけなかった。
こじんまりとした投球はファームの選手にも打たれていたが、ここにきてずいぶんよくなり上向
きである。山本よりは上であろう。

オリックスから来た自由枠入団のベテラン歌藤も最近不本意な投球が続いている。背水の陣
だろうが未だに落ちたまんまだ。


*一軍登録は 宮西投手と 高卒ルーキー豊島投手でした


41 日本人マイナーリーガー達の未来

JPBで実績のある藪、野茂、前川、大塚、大家、高津、前田、桑田、三澤 
それぞれがキャンプ招待選手などとしてメジャーリーガーを目指して奮闘している。
メジャーに昇格できるか?
その現状をリポートしてみる。

●39歳組 大ベテランカルテット

<野茂(KC)>
日本人メジャーリーガ−のパイオニア、ドジャースの元エース、日本で最多勝、メジャーで12シ
ーズン先発ローテの野茂も、昨年は投げていない。投球フォームを変えたが、やはりかつてと
は球速も大きく違う。監督がヒルマンとはいえまず残れないだろう

<高津(カブス)>
かつてのソックスのクローザーも日本でも13SPと衰えた。実績だけでは?急速も落ちたし
早々に見切られるだろう。

<藪(ジャイアンツ)>
ASでの4連勝がひかっているので招待されたが1年のブランクは? こちらも厳しい

<桑田(パイレーツ)>
昨年19試合、日本173勝投手は中継ぎで活路を、3Aに残って昇格のチャンスあるかも

●実績組

<大家(ソックス>
日本での事績はないが、エキスポズで2桁3回、昨年はトロントで2勝だったが、先発枠の可能
性はある。とりあえずマイナーで。

<大塚(FA)>
一流のセットアッパー、クローザーもできる。パドレス、レンジャーズで活躍、右ひじのリハビリ
終わればまたどこかで必ず復帰するだろう

●ニューフェイス

<前川(KC)>
不祥事の退団だけに、日本でも先発で5勝は可能だろうに、投手陣が弱いだけに十分先発の
チャンスはあるがビザの遅れは痛い。開幕は無理。

<前田(未定)>
変則左腕も日本では?だったが、案外メジャーではワンポイントでやれそう ロッキーズが狙う

<三澤(未定)>
ウェスタンでも通用しなかった。メジャーなんてとても無理と思えるしトライしていない。

<その他>
四国リーグから堂上捕手、亜大の控え投手、岩手リーグの捕手などがチャレンジしている
が??





40 中田翔はどれぐらいやれるだろうか?

高卒1年目にしてエース級というのは松坂・マー君といるが野手レギュラーとなると
清原、立浪、東出ぐらいだろう。

1986年 KKコンビとして注目を浴びた清原は西武に入団した。
大型一塁手、すでに一塁にはベテランの一本足打法の片平がいた。しかし清原は彼をトレード
で追い出して、レギュラーをつかみ3割31本とまさに主軸打者として活躍した。
こんなケースは希だ。まさに希なる天才打者である。
彼は4番を打ち続け2000本安打、500本塁打を上げた6人の一人になった。

1988年に、中日の星野監督の抜擢で立浪が内野守備の強化ということでショートのレギュラー
を与えられた。
守備の天才、1年目は率223と打てなかったがそれから順調に伸び、3番バッターとなり2500
本安打に近づいている。

巨人の松井秀喜も外人のブルージェイズコンビ、バーフィールド・モスビーに頼らざるを得ない
手薄な外野陣の強化ということでチャンスを与えられたが、1年目は11本塁打に終わっている
広島の東出は外人ディアズの不調もあり1年目からレギュラーになったがその後は低迷した。

このようなメンバーに比べ中田はどうであろうか。
タイプとしては清原・松井なのだろうが、中日の藤王のように期待されてもだめなスラッガーも
いた。
守備ははっきりいってまったくという感じだ。
当たれば飛ぶが打撃に柔らかさがない感じがする。
でもパワーはある。低打率でホームランバッターという感じがする。


ハムで言えば昔いた上田の右タイプでテルシー中島タイプなのかもしれない。
現状では20本は飛ばせるだろうが打率は2割4分ぐらい。でも下位打線の核になるだろう


39 楽天は何位になるか

野村名伯楽のもとで昨年は万年最下位から4位になった楽天、ことしはドラフトでアマNO1左
腕長谷部を獲得した。さらに投手力が充実だ。

マー君(田中奨大)も昨年は高卒ルーキーで11勝。ことしはさらに15勝の期待がかかる。エ
ース岩隈も故障から復活、一場とともに3本柱になるだろう。

さらに、ドミンゴ、インチェ、朝井あたりも先発ローテにはいりそうだ。
先発とロングリリーフ兼務が右の永井、朝井、山村、左の長谷部、有銘、松崎に191センチ
の片山だ。
こういう若い活きのいいなんでも屋タイプが一杯いるのはこのチームだけだ。
さらにセットアッパーに小倉・青山・渡辺といる。
押さえは小山だがここは不安が残る
打撃ではサード草野に期待だ。3割80打点はいけそうだ。俊足の鉄平を一番に固定できれ
ばフェルナンデス、山崎武の次に磯部、3割3分のリックと並ぶ強力打線だ。打てない島ちゃ
んじゃなく打てる捕手木村考イチローが加わればさらにである。
こうやってみると昨年の4位はもう確定で、Aクラスの期待がかかる。YFKが抜けたロッテは抜
けるような気がする
さらに、マー君、岩隈、一場が15勝 長谷部、永井が2桁なら優勝にからみそうである。
山崎武のトーンダウンが寄寓されるがもう一人の山崎に期待する



38 エースの絡んだトレード エースは5人分

メジャー屈指のダブルサウスポー、サンタナとベタードがそれぞれ1対5 でトレードされた。
確実に15〜20勝かてるまさにエースだ。

今シーズンのストーブの花、ツインズのサンタナはメッツに移籍だ。
マドックス以来のスーパースターが、ペドロマルチネスと並ぶ
交換要員は5人。まずはメッツのセンターレギュラーを期待されるゴメス。22歳の若いプレー
ヤーだ。昨年はメジャーに定着。
ハンターのあとを埋めるだろうと思われる

Jソーサ。ブレーブスでは先発ローテをつとめた。心機一転すればローテの一角にまた入れ
るだろう
ハンバーとマルベイ、11勝を上げたメッツの3Aと2Aのエースだ。
ゆくゆくはチームの主軸投手と思われていた。
さらにルーキーリーグのベネズエラ出身のグエーラ。未知の力だが。
ツインズはとりあえずセンターと先発1人に有望株3人を得たわけだ。

オリオールズのベタードはマリナーズに動く
まず15は硬いエースだ。

交換要員は5人。マリナーズは今季のセンターのレギュラー候補、Aジョーンズを放出した。
攻走守パワーがそろった未来の4番バッター、昨年はマイナーで25ホーマーだった。
リリーフのシェリール。70試合投げられるタフネスマン。ブルペンには貴重な存在だ。
さらに3Aのリリーフで3勝・ミコーリオ、ルーキーリーグでの期待一番星19歳のティルマン、
バトラーという3人の期待株もオリオールズへ。

こちらもセンターと、中継ぎ1人、3人の有望株というところだ。

さらにアスレチックスのエース、ハレンも6人と交換でダイヤモンドバックスへ
こちらは3Aの3番カーターと先発のスミス、左のイブランド、さらに2Aの主軸ゴンザレス、ル
ーキークラスのアンダーセンにゴンザレスである。

JPBでも、ヤクルトが藤井を3*3トレードで日ハムに放出した。こちらの代替選手の中では
押本がいいセットアッパーになるだろう。

また日ハムも金村暁を阪神へ放出。こちらの交換要員は二軍のリリーバー中村だ。








37 松井はヤンキーズのDHを守れるか


今シーズンのヤンキーズの外野のラインナップは、3番のアブレイユ、俊足のデーモン さら
に若手期待のカブレラで決まっている
さらに一塁かDHでジェイソンジアンビーの復活が期待される。
100打点以上の常連の強打者、40本が期待される大ベテランだ。

するとDHは?
クラッチヒッターのゴジラ松井が回ることになる。
松井も昨年は103打点、普通のチームなら不動の四番というところだがヤンキーズではそう
は行かない。

まず大きな壁がベトミット内野手。ドジャーズから取ったどこでも守れる好打者だ。
左ではパワーもあり2年連続50打点をマーク。
一塁に固定も考えられる

次がエンズバーク内野手、2005年アストロズで36ホーマー、101打点、右バッターとしては
一流だ。ここ2年は低迷で昨年はパドレスの代打だったが
次に昨年34試合出場の右打ちシェリーダンカン外野手、左うちの23歳のエリクダンカン外
野手とともに3Aでは主軸を勤めた。

2005年、エンズバークとともにアストロズでクリンナップを勤めたレーン外野手、かつてのSF
ジャイアンツのサードレギュラーランソン内野手もいる。

最も若い期待株はジョー田畑外野手だ。こちらまさに未来の戦力。キャンプには参加する。
松井にとって、ベトミット、エンズバーク、シェリーダンカンがまさにライバルになる。

このあたりはアクティブロースターには登録されるだろうが先発は誰かわからない
頑張れゴジラ松井



36 巨人三軍フュチャーズ

読売巨人軍は39人の投手を持つ。
3チーム分だ。さらにグライジンガー、クルーン、藤田と獲得し、一軍はさらに狭き門になっ
た。

一昨年の二桁投手門倉やかつての中継ぎエース久保、昨年5勝の福田、期待の先発野間
口、新外人バーンサイドらがファームスタートになりそうだ。

さらにその下に3軍が作られるのである。
これらの選手は二軍の中の基礎的育成を手とした選手たちの集まり=フュチャーズなどにに
参加し、二軍や社会人との試合をウェスタンイースタン以外に独自に闘うことになる。
他のチームは、育成選手が主体だ。

今年の3軍メンバーはこんなところだろう。
まずエース格は昨年一軍でも投げたオビスポ。隠し玉だが、やはりまだまだコントロールが付
かず荒削りだ。
昨年は2軍で5勝を上げたが、化ければ怖い。

さらに栂野、高校時代はヤクルト高井とライバル、日石からドラフト3位で入った頃は、ドラフト
一巡級の即戦力といわれていたが、怪我が響いている。

木村正太、弟が例の栄養代事件で注目を浴びたが、高校時代はダルビッシュのライバルだ
った投手。伸び悩んでいるが。

三木均、昨年はファームのセットアッパーだったが、今シーズンは育成枠となった。
自由枠入団、奮起を期待したい。

ドラフト1位の村田透も、まだまだと言う感じだ。未完成なので逆に基礎をみっちりやるのでは
なかろうか。有望なだけに3年後の一軍を期待する。
逆に実戦的な変則左腕鈴木誠や、六大学の雄、明大の古川はファームで投げることになる
だろう。

四国リーグの深沢、中京出の大抜、高校卒新人西村優、17歳のリンイーハウ、SBで2年間体
力づくりに励んだ川口ら育成選手もこのグループになるだろう。
このあたりは、登板よりも基礎体力作りに励むだろう。



35 プロ野球解説者解説

プロ野球解説者。かつては狭き門だったが、このところ衛星系やケーブル・IT系の中継も多く
なっており、解説者の数はずいぶん増えている。
いまや300人ぐらいいるのではなかろうか。
ただ地方だと一本5万円ぐらいの契約だと聞いている。

今年もプロ野球では大物が引退した。
古田(ヤクルト)佐々岡(広島)黒木(ロッテ) 
引退選手の中には関川や吉田豊のように、そのままチームでコーチになるものもいるが、ス
ターだと、もちろんテレビ・ラジオから声がかかる。
古田は国民的スターであり、タレント・講演が軸になるだろう。佐々岡は広島OBの定石どお
り広島のRCCの解説となる。
このほかに、SBのOB吉田修がTVQに、IT系に戸叶(元楽天)が入る。
黒木も、ゲスト解説やロッテ関係で登場するだろう。

この世界、東海、中国、九州は元々地元球団が1つしかないのに、5ネットワークのテレビ局
があるので、引退すると解説者になりやすい。やはり地元球団の中継なので解説もその球団
のOBを使うこととなる。
ただ東海地区は、それでも解説が足らず山田元監督、佐々木元コーチと言った準OBまで登
場している。

最近は日ハムの北海道、楽天の東北移籍により、こちらの局にも専属解説者が登場してい
る。
北海道では日ハムOBが活躍する。広瀬、金石、西崎など、でも人気は元エースの岩本勉で
あろう。
東北では楽天自体まだOBが少なく、ミヤギテレビの川尻ぐらいのものだろう、あとは東北ゆ
かりの人間がやっている。

あふれてくるのが東京と、関西、関西はかつては4球団、OBがわんさかいる。
狭き門だ。
東京もハムがいなくなった分厳しくなった。
千葉埼玉はそれぞれのOBが地道にやっている。

さらにUHFのローカル三重テレビにさえも中利夫(元中日)と言う解説者がいる。




34 惜別球人その後

12月に、球界に惜別した球人たち。古田(ヤ)・黒木(ロ)のようなスター選手なら解説者の声
がかかるが、コーチ・スタッフとして残るもののほかは、今までは、会社員とか飲食店とか一
般人になるしかなかった。  

しかし最近は、いままでの方向以外に、チームのジュニア野球教室の講師や指導者への道
が開け、さらに独立リーグ(四国や信越)、さらに社会人野球と言った道に進むこともできるよ
うになった。
今年もいろんな道へと旅立っていく。

富岡(元西武・楽天)辻(元楽天)が北信越リーグでプレーする。さらに田中が松下電器、藤井
(中日)が三菱自動車岡崎といった社会人野球に進むメンバーもいる。

チームスタッフのほうでは、バッティング投手にも、楽天が藤崎・金森に元西武の宮越を加え
て充実させた。宮越は日ハムで期待の中村泰の高校時代の同級生だ。

横浜は、山田、関口の退団に伴い、左の佐久本、右の飯田と補強した。ここの打撃投手は開
幕投手2度の有働、取手二のエース石田らがいる。

ヤクルトはファームならまだやれそうな石堂を加入させた。

さらにチームのジュニア教室の講師に楽天が河本、SBが倉野、稲嶺など、

またメジャーへの道を求める者もいる。
今日のシカゴスポーツに、前のホワイトソックスのリリーバー 高津信吾がカブスとマイナー契
約した。と書かれていた。ソックスでは27セーブを上げた。最近2年間は日本にいた。と。メ
ジャーに上がって福留の僚友になるか?

さらに前オリックスで、例の酒気帯びひき逃げ事件で解雇された前川勝彦投手が、ウィンター
リーグで先発ローテとして活躍、カージナルスが獲得に動いていると言う。
大型サウスポーだけに、カージナルスに行けば、ピネーロやレイアスより期待できる気がす
る。

さらにホリンズ、リーファー、グリーンといった外人たちがそれぞれメジャーでの復帰を目指
し、マイナー契約を始めている。
ホリンズはロイヤルズ、薮田のチームだ。特にライトは貧打のギャスライト。レギュラーチャン
スは十分だ。リーファーはソックスで代打枠を目指す





33 プロテクト外

フリーエージェントで選手を取ると、相手球団に補償を求めることとなる。
お金か人かである。お金の場合、取った選手の年棒の1.2倍をはらわねばならない。人=
選手の場合、プロテクトされた28人以外の選手から選べるが、取った選手の年俸の0.8倍
は払うことになる。

昨年だと、巨人が横浜の10勝の門倉を取り、人的補償として200勝投手工藤を獲得した。
この辺は駆け引きで、高年俸のありえないベテランをさらわれたわけだ。
で工藤は7勝でローテ2番手と活躍したが、門倉はほぼ戦力外だった。
8千万払って7勝投手を失った巨人は損をしたわけである。

今年も国内では、石井一(ヤ→西)、新井(広→神)、和田(西→中)がフリーエージェント権を
行使した。

西武は先発ローテの安定した石井一を獲得、ヤクルトは西武の1番バッター福地を指名。俊
足の内外野可能ないい選手だ。西武にとってはレギュラー+1.6億の高い買い物だ。
これはプロテクトミスだろう。30を過ぎているとは言っても必要な選手だ。困った西武は外野
手を追加している状況である。

阪神はクリンナップのサード新井を獲得、広島は阪神から赤松を指名した。赤星と5つ違い
ですべてカラーが被る選手だ。赤星がいなくなったらセンターに座りそうだが。これは赤松に
いいチャンスだ。広島の一番が務まればと思う。

最後に西武はどうするのか。多分プロテクト外は、投手なら佐藤充、中里、金剛、野手なら森
岡、井上前会長あたりか。
将来性なら金剛、戦力確保なら井上だろう。佐藤、中里は博打である。




32 超大型トレード

日ハムとヤクルト間で大型トレードの成立だ

クルトのエース 藤井秀悟  ←→  鎌ヶ谷二軍の3番 川島慶三
2軍戸田のクローザー 坂元弥太郎   セットアッパー 押本健彦
守備固め     三木肇       二軍鎌ヶ谷のリリーフ 橋本義隆
である。

藤井は2001年の最多勝、ここ2年も7勝と安定している。今年は石井・グラが抜けただけに
まさに先発の軸として期待されていた。
ハムとしても、第三の先発として期待がかかる。150回は行ける。これで武田勝がリリーフに
回るだろう
とりあえず問題なければ2桁は読めそうだ。12〜3勝

坂元は昨年のイースタンのセーブ王、一軍でも30〜40試合のリリーフが期待できる。
押本のアナをどこまで埋めるかである。

三木はかつてのドラフト一位だが、打撃はだめで守備固め要員、こういうタイプは一軍にも稲
田、陽といるので結局ファームに沈みそうだ。

一方今年から高田スピード野球に変わるヤクルト。西武から福地を獲得しているが宮本がサ
ードに変わった穴を俊足内野手川島に期待する。
8番あたりが務まれば成功だ。足があるだけに福地との併用もあろう。
2割8分 20打点を期待する

押本は先発リリーフとフルにやれそうだ。
林、五十嵐とセットアッパーコンビを組めれば最高だろう。

橋本もファームの戸田なら先発の一角になるが、チーム自体が先発不足なだけにともに先
発の機会が出てくるだろう。

どちらに吉と出るかだ。





31 惜別球人(パリーグ)

第二の人生の道もプロ選手のアマ復帰などで広がった。
衛星放送、ケーブルテレビなどの普及で解説者の道も広がったが一本数万円のギャラでは
安いものだ。
さらに元日ハム伊達昌投手のように、寮付運転手などいろいろな道がある。

<オリックス>

関西大学リーグの同級生、150キロ上原二世妹尾(軒作)、立命のイケメンエース松村 とも
に解雇である。

軒作は練習試合で阪神を押さえたぐらい。同級生の平野佳とは差がついた。今後はネット・
フィットネスの仕事に就くという。
松村も残念ながら1勝のみだった。

中日樋口の僚友、町、北海道のエース柴田も解雇となった。

<日ハム>

一時期ローテーションにいた鎌倉もここ数年右ひじの怪我でさっぱりだったが、ようやく
投げられるようになったが解雇、アマで再起を図る。
同期の尾崎がこれからだという時期なのに、若いので期待したい。

八戸クラブから入った左のサイドハンド中村渉も戦力にはならなかった

<SB>

稲嶺内野手、大野捕手がSBの少年チームの指導者になる。
倉野屋こと倉野投手も解雇、34歳、かつてのセットアッパー・選手会長だ
今後はどうするのか?

<楽天>

西部でも中継ぎで活躍したかつてのドラ1 富岡投手は群馬リーグに、
明大、ヤマハとアマの名門をすすみ、さらに左の外野手として実績もある辻外野手が長野グ
ランロゼ、ともに地方リーグに行く。
創設時先発三番手だった藤崎投手は打撃投手に、吉田豊投手は投げるピッチングコーチに
松村邦和と同窓生のストッパー河本は楽天Jrのコーチに就任しそれぞれチームを支える。

<西武>

競馬柴田一族の俊足柴田外野手もレギュラーは1年だった。赤田、福地など同じタイプの選
手が多すぎた。

<ロッテ>

エースジョニー黒木投手も燃え尽きた。
とくに28歳以降、いい成績を残せなかった。野球の伝道師になるという。

さらにアマに転向する藤井内野手


30 惜別球人(セリーグ)


今年もいくつかの希望の星が点灯し、いくつかの希望の星が消える
NPBは100人の新人が加わり100人が去る

<中日>

甲子園優勝左腕、大学で20勝、社会人でも主力。アマの星だった。
2巡目の中田はチーム最多の14勝を上げている。下位の鈴木義も石井も金剛も一軍での
実績を残している。
でも、人の良さとヘルニアが災いし、花は開かなかった。2004年D1位 樋口龍美は球団職
員となる。
球界一の小兵鎌田内野手も解雇だ。
さすがに打撃はアマでは通用してもプロでは厳しい。
巨人のセットアッパーだった三沢興一もアメリカに活路を求めるが状況は厳しい

<巨人>

身体能力なら誰にも負けなかった。筋肉番組でのスター。一年目リリーフで貢献したが死球
が投手人生を封印させた。
そして大学の先輩仁村弟を目指し野手に転向したが、結局二軍の3番バッターでしかなかっ
た。今年のトライアウトで凡打の連続。あきらめはついただろう。三浦貴はユニフォームを脱
いだ。

<阪神>

スポーツカー軍団の一人。実生活でもスピードオーバーで有名になった上坂太一郎。240試
合の実績を残しただけで、期待の虎のトップ候補は、その座を赤星に譲り、解雇された。
ヤマハのサウスポー三東は04年の実績だけを残し肩の故障で去ることになった。

<広島>

もう一人の梅ちゃん。ダイナミックなフォームで先発ローテが期待されて2年目、肩の故障で
梅原はあっさりと解雇された。新入団した徳島インディゴSOXでの復活に期待したい。
みちのくのサウスポー、TDKの仁部も解雇である。

<ヤクルト>

松坂のライバル、愛工大名電高校からのドラフト一位石堂。一時期は5勝・6勝し先発ローテ
にも加わった。がこのところはすっかりファームのローテ投手に沈んでいた。
27歳。打撃投手となる。
ラミレスの義息子も解雇である。こちらはファームでも通用しなかった。

<横浜>
堤内、佐久本、稲峰、後藤といったリリーフ陣が打撃投手やスタッフとなる。
長身のスラッガーミツルは阪神の相木とともに松下電器入り。アマでの復活を期待する。





29  ジャパニーズカブス

福留(中日)のカブス入りが決まった。
年棒は11万ドル?? イチローと同額。
メジャーでの実績のない昨年はNPBで46打点の外野手、WBCでの日本チームの代打の切
り札にしては高額だ。
100打点、20発を想定しての話だろう。
守備もいいし、左でアベレージが取れるバッターなのでそこそこはやれると思うが。

カブスはさらにジャイアンツのデーブロバーツも狙っているという。彼が加われば日本人関係
の外野、さらに1〜4番まで日本人関係が並ぶことになる。

そうなるとカブスの一番は、中堅手デーブロバーツ、俊足の外野手だ。ドジャーズ、ジャイアン
ツでトップバッター 50盗塁が期待できる選手。日本人と米人のハーフで出身は沖縄である。

二番は右翼手の福留孝介になるだろう。
予想成績だが、2割8分 15ホーマー 50打点 というのが正直言ったところだろう。
ただ守備面での貢献は高いだろう。

三番は左翼手ソリアーノ。30本を打つ屈指のトップバッターだがトップではもったいない。レ
ンジャーズ時代に100打点マークもある、。
この人は日本からの逆輸入選手。スタートは広島カープだ。
主に由布の二軍で頑張っていた

四番は一塁のレオンJR=デレクリー あのベースボールブギでおなじみのリー兄弟、レオン
の息子、リーの甥だ。
日本生活10年、神奈川の星。
首位打者も獲得、今や押しも押されぬ主軸打者。来期は久々の100打点を期待する。

沖縄・名古屋・広島・神奈川 4つの星が並ぶ。




28 松井秀喜トレード

松井秀喜のジャイアンツへのトレード話が噂にあがっている。
ジャイアンツといってもSFのほうだ。
交換相手は14勝の先発ローリー+リリーフの若手サンチェスだという。巨人で言えば高橋尚
+西村といったところか。100打点30発の主軸打者だけにその程度は必要だろう。

ゴジラの実力はヤンキーズなら6番程度だろうが、ちょっと弱いチームならまず不動の四番
だ。
期待度はボンズの後釜ということで、もちろん4番
ナリーグにはなるが、移籍しても活躍するだろう。4番レフトで

さてもう一人の松井二塁手も、アストロズの引退した名二塁手ビシオの後釜として呼ばれた。

他の日本人達に目を向けると
福留外野手には、カブスが熱心だ。
カブスはリー、ラミレス、ソリアーノといったパワーヒッターはいるが、アベレージヒッターが少
ない
そこで1.・3番が打てる福留は欲しいタイプだ
3割、10本、50打点はマークできるだろう

黒田投手は西海岸だろう。
マリナーズは、ベテランミゲールバティスタ、若手Fヘルナンデスと並ぶ3本柱として期待してい
る。
ドジャーズも獲りに来ている。
15勝が期待できるだけに欲しいチームは多いだろう。

前田幸長投手は、左の変則なので結果的には契約するチームがあるだろう。
力は落ちているが一時期だけなら十分戦力になるだろう

さらに亜細亜大の控え投手のロバートブースがドジャーズ1A 桑田投手がパイレーツ3Aで
契約するという話だ。
桑田はまたメジャーに上がりセットアッパーをつとめるだろう





27 SUSI 大好き

カブレラ、ラミレス、セギノールといった大物外人が移籍の方向の中で、今年も新外国人の契
約の話が続いている。
そこで来日予定の新外国人をチェックしてみる

@ イチローの控え ボカチカ(西武)

まさに典型的控え外野手である。
守備固めと代打の世界である。そして3Aのレギュラー。メジャー半の男が日本にやってくる。
すしマニアだそうだ。イチローにシアトル時代教えてもらったのだろう。兄弟は動物園で働いて
る。5人家族。
守備位置はセンター、しかし守備はうまいとは思えない
キャリア的には広島の山田タイプ とりあえず栗山、赤田、佐藤、高山らと外野の一角を争うだ
ろう 打率270で7番 といったところだ。



A 田口のライバル ジョーロドリゲス(オリックス)

左打ちの好打者。田口よりはパワーがある。31歳でマイナー暦が長い
一時期カーディナルスのレフトで6番あたりをうっていたが、昨年はメンフィス(3A)
で8ホーマーに終わった

田口よりずっと期待された外野手であるが、才能は開花しなかった
グラボスキーに似ている。
ブレイクすればローズやブーマーにもなるだろうが
とりあえずフル出場なら20発はいけそうだがなんとなくサーパスに沈みそう。

B 「イチローの僚友のギーエン」2世 スレッジ(日ハム)

エクスポズの典型的プルヒッタースレッジ。オタワ(3A)時代は4番で振りまわしていた。
打撃がコンパクトになってメジャーへ。2005年には62打点マーク、下位を打った
レギュラーのギーエンがマリナーズ移籍後、その後を期待されたが伸び悩み、昨年はパドレス
で50試合ほど
貝塚(西武)を思わせるキャリアだ。

期待されている世界のトップレベルのファイターズの4番はちょっと酷だ。
しいて言えば稲田、小谷野の間ぐらいで20ホーマーを期待したい

C ファイター ルー(阪神)

ヘッドスライディングにファイトあふれる守備、人気は出るだろう
右打者ルーフォード。
かつては3番を打ちモルヌー、カダイヤーとニューツインズの目玉だった

しかし最近はクーベルの台頭で代打控えに、昨年も50試合程度の出場にとどまった。
来年はデルモンヤングの加入もあり戦力外となっている。
阪神の3番に座れば打線は強力だろうが、林、桜井と競る程度ではなかろうか
井上真二(元巨人)を思わせるキャリアだ。

D ファームの主 ファームマニアック(横浜)

3Aで280 50打点をコンスタントに上げられるファーマニアクも来日する。
ポジションはショート 西海岸の3Aの星だがNPBでどれだけやれるだろうか
湘南シーレックスなら3番に定着するだろうが


26 四国アイランドリーグ

徳島・香川・高知・愛媛の4チームで発足して3年。プロ野球選手の予備軍としてようやく軌道
に乗ってきた感じだ。

すでに西山投手がSB二軍、中谷二塁手が広島二軍で活躍し始めており、今年は逆に広島か
ら天野投手が入団、香川オリーブのストッパーとして13セーブをマーク。
プロ三軍的な要素になってきた。

でも実際は、選手は月収12万とアルバイト生活で頑張っている。

今年のドラフトではドラフト指名として香川の三輪遊撃手がロッテに指名された。
好守の内野手だ。打率は2割1分と低かったが

育成枠としては愛媛の梶本投手がオリックス。
とにかく15勝と最多勝を挙げた。
十分一軍での先発も考えられる。

さらに高知からは2人のキャッチャーが
宮本捕手はバランスの取れたキャッチャー。外野もこなせる。ロッテへ
もう一人のヤクルト指名の小山田捕手は巨漢のパワーヒッターだが今年は打率1割9分 2本
に終わった。

さらに控えの野手の白川もロッテに指名された。こちらも守りの選手だ。
徳島からはリリーフの小林投手がロッテに指名された

話題のロッテのテストをうけた愛媛の松坂弟三塁手は指名されなかった。
守りはいいがリーグで2割2分 ホームラン1本では ちょっとプロ野球では疑問だ。

なお、香川のブライズ外野手がオリンピックのオーストラリア代表に
こちらは俊足の外野手だ。

来年は九州に2チーム増えて6チームとなるアイランドリーグ、今後の発展に期待だ。




25 FAと外国人

今年も新しいメジャーへの挑戦が始まっている。
黒田(広島)は今年度FA中の評価は、ペティット(NY 15勝)継ぐ評価でツインズ13勝シルバより
上、マーリンズ、フィリーズが狙っている。
さらに薮田(ロッテ)はロイヤルズ。32セーブのコーディロにつぐ評価のストッパー小林(ロッテ)、
福森(楽天)、前田(巨人)らジャパニーズリリーバーの人気は高い。

さて逆に今年も日本に外国人選手が入ってくるだろう。
そこでこれに適する選手を少し予測してみる。

<大物>

マリナーズの5番、99打点、評価的には福留と同クラスのホセギーエン、強肩で2割8分はいけ
る。SBあたりにどうか?

<投手>

先発ではサニー金(SF 3A) かつてはエクスポスの先発ローテだった。Cジョージ(
PHI 3A)もロイヤルズで1年メジャーだったがこのところ3Aのエース格で安定している・左のウ
ォーロンド(Cub 3A)、さらにショモール(NYM 3A)、タンカズリー(Det 3A)らがマイナーで安
定した成績を残している。多田野(Ok 3A)は広島が交渉中だ。

リリーフでは桑田のチームメイトだったコルブ・マクレアリー(Pit 3A)元日ハムのトーマス(Sea
 3A)にフィールズ((Sea 3A)やシューイ(Bal 3A)らがいる。
ヤンキーズで一昨年12勝のスモール、さらに韓国斗山のリオス(17勝)も候補だ。
阪神、横浜、広島、楽天、SBがとりに行くのだろうが、ストッパーならコルブ、フィールズだろう

<内野手>

ヤクルトがサード、広島、西武とSBと楽天、日ハムがファーストを探している。横浜はセギノー
ル、オリックスはカブレラになりそうだ。
まずトロントの6番からレッドソックスの代打となったヒンスキー、ジャイアンツのFA 代打スィー
ニー、ナショナルズのフィックあたり、十分4番を任せられる。

Kジンター(Ind 3A)も昨年3Aで15本、ユーティリティーだ。

サードはヤクルトが狙っているマイナー100打点のマクレーン(元西武)、レッドソックスの元2
番ベルホーン(現在は3A)、カージナルスの4番タティスはマーリンズ3Aで67打点、カニザー
ロ(NYY 3A)もいるが広島向きだ。

<外野手>

欲しいのはSB、広島だろう。

候補は、ブレーブスの控えCウィルソン、ツインズのFA、強打のホワイト ツインズのDHルクロ
イ(3A)あたり、さらに3Aクラスだと、アベレージのコリアー、コロウェイ
(Ari 3A)万年マイナーの32ホーマーのブラゼイル(Kan 3A)モトゥーラ(Tro 3A)さらにデト
ロイト3Aで3割マークの元広島ペレズ

28 トライアウト

NPBの12球団を解雇された選手が再度雇用されるチャンスである
東京と名古屋2箇所で11月に開催される。
ここで50名ほどの現役続行を希望する選手がチャレンジする。

今年ももう始まっている。球場には全球団の監督コーチスカウトが目を光らせて
いる
お互い職を失うか得るか、真剣勝負である

巨人からは育成枠解雇の下山外野手が投手としてチャレンジしたがでも球種
がストレートだけでは?
ホームランを飛ばした小関外野手、斉藤宣一塁手はすでに横浜採用となった
広島からは木村捕手が楽天採用となりそうだ。

しかしかつては先発だったヤクルト石堂、ヤクルト川島に比べ結局ものにならな
かったもう一人の東福大のエース中日石川、小兵鎌田、阪神田村二世、ボー
ルの遅い西武河原、みな厳しい状況である。日ハムのベテラン立石、楽天のベ
テラン河本、谷中らは衰えているだけに苦しい

今回はプロ→アマ組も参加 四国リーグのストッパー天野、北信越の3番宮地、
など
でもやはり力の差は出てきている。
一年間休んだ横浜ドラ1 森も球速が戻っていない。
採用には将来性+一軍の力が要求されている。

だめなら、アマ、韓国、台湾にいくか、引退して別の仕事を始めるかであるが。



27 アジアンシリーズ 予測

アジアンシリーズが始まる
もちろん日本優位に変わりはない

日本からは日本ハムを完全に抑えた中日ドラゴンズだ。
硬い投手陣と守りを軸とし、中村紀・森野といった打撃陣は好調だ。

ドラゴンズ第一戦は、韓国戦SKワイバーンズ。韓国のIT企業のチームだ。
多分先発は元広島レイボーンなので、案外打てると思うが、太田・加藤初。福原の日本人コー
チ陣が曲者。特に元中日福原コーチはドラゴンズを知っている

中日はウッズは出場しないので、主軸は森野、ノリ、李、立浪になるだろうが。
もちろん中日先発は、エース川上

第二戦は中国戦、ジムラフィーバー(元ロッテ)監督のチームだ。中国オールスター選抜で出て
くるが、やはり力はおとる。朝倉を当てるだろう。

第三戦は台湾戦、統一ライオンズ戦だ。多分ライオンズの先発はエースの藩。まとまりのある
守りのチームだと聞いている

今回は山井、小笠原、平井、岡本、岩瀬がブルペンと豪華だ
多分3戦3勝でVだろうが。。。

各チームの先発を予想しておく

中日 川上、朝倉、中田

韓国 レイボーン、ロマノ、金

台湾 フィゲロワ(布雷)、マンロー、藩 





26 韓国シリーズ

ワールドシリーズ・日本シリーズとともに韓国シリーズが続いている
今年は金星根監督の率いるSKワイバンズVS金卿文監督率いる太田の斗山ベアーズ
どちらも外国人投手2人がローテの軸だ

SKは元西鉄の太田打撃コーチ、加藤初投手コーチに元中日の福原コーチを加え日本色のあ
るチームだ。

エースのレイボーン、ロマーノはメジャー経験ありの元広島の投手 第一戦、第三戦で先発し
ている。
さらに葬乗範、新人金広紘を加えてローテを作っている

斗山もリオス、ランデル太郎という外人投手が軸、ランデルはダイエー、巨人で投げた投手だ

試合結果は2勝2敗の五分、どっちがくるかわからないが、パワーのあるチームではないので
日本としては戦いやすいだろう。






25 ロッキーズ ワールドシリーズに

ロッキーズが3たてでワールドシリーズを決めた。

このエクスパンションでの新生チームが初のワールドシリーズ制覇に望む。

今シーズンはエース格のジェニングスを放出、1番タベラスと若いブックホルツを獲得
したぐらいであとは生え抜きメンバー。 
トロウツキー、アトキンス、ホリデイ、エースのフランシス、フォッグ、クックらが活躍した。
ここに来てさらにリトル松井が絶好調、打線でも守備でも活躍している。

昨年のレギュラーサリバン、バームスが3Aにいる激しいレギュラー争いもみられワールドシリ
ーズでもかなりの期待がかかる。

さてアリーグの相手はどちらだろう?

目下インディアンズ3勝。
レッドソックスは投手陣に不安がある。

インディアンスはブレークを九番におけるほどの強力打線だ。
40歳のベテランロフトンがいい活躍をしている、メジャーNo1捕手マルチネス、ハフナー・ガル
コ・サイズモア

打撃爆発ならインディアンスだろう。

さらに今日レッドソックスが勝てば明日は松坂VSウェストブロックの一騎打ちだ


24 日本ハム パリーグ優勝

日本ハムが2年連続のパリーグ優勝だ。もはやパはハム時代、新庄、岡島、小笠原が抜けて
苦しいと思われたが坪井の復活と守る野球への徹底がよかったのだろう。

もちろんヒルマン采配はすばらしかった。
移籍のグリンと新人吉川投手の活躍、さらに工藤、小谷野といった新戦力の台頭がチームを
底上げしたことも大きかった。
今度は日本チャンピオンに向けて躍進だ。

さて日本ハムになる前は、このチームは東映フライヤーズであり、さらに、1973年だけは日
拓ホームフライヤーズだった。

日拓ホームといえば、今では本業の不動産のほかパチンコ店を展開する企業であり、社長の
奥さんは神田うのである。
先代社長は、当時のフライヤーズを買収して、日拓ホームフライヤーズとし、なんと7種類のユ
ニホームを作った。

打線は大杉、喝のおじさん張本、白を核に、高橋直樹、渡邊秀武といったアンダースローの先
発陣でチーム力は結構あったが、結構ごたごた続きでやがて日本ハムに売却されてしまった。

買った日本ハムは大杉、張本のイメージ「ファイター」をチーム名とした。
その後、喝の大沢監督を迎えて強くなっていったのである。

関係ないが大沢監督の孫が女優の大沢あかねである





23 プロ野球選手のその後

先日TBSで放送された「俺たちもプロ野球選手だった」を見た。
紹介されたのは、伊良部(元阪神他)、芝草(元日ハム他)、福井(元巨人他)、条辺(元巨人)
入来兄(元ヤクルト他)など

毎年プロ野球には約100人の新人が入り約100人が去っていく。
その後は、監督が12人・コーチ含め200人、解説者が200人

このあたりは花形だが、スカウト・ブルペン投手ほかチームスタッフが400人ぐらい
仮に30年に3000人が辞めたとして、プロ野球に残るのは800人ぐらいである

それ以外の2000人は、野球塾やスポーツ関係から飲食店、会社営業、アマ指導者など
いろいろな分野に散っていく。

華やかなる世界を離れて

入来兄投手、近鉄で先発として投げはじめ、ヤクルトでは10勝、主軸の先発ローテ投手だっ
た。アイドルとのスキャンダルもあった。スタープレーヤーだった。その後韓国に渡って活躍し
たが、野球を去った。
そして今、都城の北 霧島のふもとで、妻とともに妻の兄の弁当屋「かかし亭」を手伝っている
という。

揚げ物をしていたがでもここの弁当はおいしそうだ。

條辺投手、巨人のニュースターだった。セットアップで若い時期から頭角を現した。
本来なら、今頃中継ぎエースだろう。でも若いときの酷使がたたって24歳で退団してしまった
今では、自分の店を出すために四国の讃岐うどんの名店「なかにし」で夫婦で働いているとい
う。

ともに夫婦道である。夫婦の結束が固いだけに違う世界で成功するだろう。
プロ野球、華もあるが物語りもある




22 シーズン終盤戦


それぞれのリーグが終盤を迎えた
一年のすべてをかけて優勝と言う的を射抜く季節だ

まずJPB

パリーグは日ハム、ソフトバンク、さらにロッテでプレーオフだろう。

日ハムは ダル・グリン・勝の3本に続く投手が欲しい。
打線ではセギュノールの調子次第である。

ソフトバンクは投手次第である。ロッテは早川がキーポイント

セリーグは巨人・阪神。中日
巨人の打線は強力だがパウエルがキーである。阪神は上園・能見に期待。中日は福留欠が
痛い。

MLB

アリーグはボストン・クリーブランド・エンジェルスだろう それにワイルドカードでヤンキースが
加わる

ボストンは松坂次第だ。リリーフの岡島は万全。インディアンスもエンジェルスの打線はいまい
ちだが3人の2桁が頼りである。

ヤンキースは移籍した三塁 べテミットが好調。松井も上がり調子で案外行けるかも

ナリーグは メッツ以外混戦である。中地区はシカゴ本命だがここにきてフィールダー息子など
の若い選手層のブリュワーズが躍進、並んだ。
ここは新人ブラウン三塁手に期待である。

西地区はアリゾナVSパドレス パドレスはブラッドレーらの補強が利いている。勢いに乗ってい
るので行きそう。
となるとワイルドカードはアリゾナである

コリアンリーグ

ランデル(元巨人)が12勝、ブランボー(元オリックス)が77打点と活躍だが SKとLGがそれ
ぞれ首位を確定している。

SKは元広島のレイバーンが2桁勝利。
アジアシリーズに向けて両チームが進んでいる 

台湾棒球

前期優勝は誠秦コブラだが、後期は統一獅が行きそうである。
日本人がらみでは 欽チャン球団のアミノバリュー藤本はヒットたった17本
さらに新規入団したマック鈴木は2回で10点取られ炎上した。
メジャーのローテ投手も日本台湾とさんざんだ。
でも元ハムの井場投手は7勝 元オリの栗田もセットアッパーとして興農牛で活躍している





四国アイランドリーグ

香川オリーブ軍が強い。エース松尾はプロの声がかかるだろう。14勝、その後を元広島天野
が抑えている
徳島が大きく離されて最下位である。

北信越リーグ

ここも富山サンダーバーズが強い、クリンアップの元西武宮地がどかんと打ちまくっている。長
野が離されダントツの最下位。
ちょっとチーム力の差がありすぎる。




21 韓国人メジャーリーガーなし

とうとう韓国人メジャーリーガーが誰もいなくなった。

韓国と言えばエース朴賛浩、ドジャーズ・レンジャーズで高額投手として活躍した。
最盛期には16勝以上を見込める投手だったが、今季はアストロズ3Aで2勝8敗、メジャーは
遠い状況だ

次がアンダーハンド金丙賢、レッドソックスのストッパーだった。今シーズンはロッキーズに移籍
したが解雇された。

徐応在。ドジャーズ・メッツで先発として活躍、デビルレイズの2番手先発として期待されたが3
A落ち、速球派 柳済国とともに3Aの先発の枠を守っているが

エクスポズの先発金善宇(サニーキム)もジャイアンツの3Aで5勝7敗で終わりそうだ。
打者では期待のイチロー2世 秋信守は故障者リスト入りである。

今年は ビッグ崔一塁手と、サウスポー奉重根が コリアンリーグに戻っている
あれだけいた韓国人メジャーが0とは?

桑田投手が退団、入来投手、森投手はどうなんだろう




20 西海岸のエース

ヤンキーズの井川がどうもサンディエゴパドレスに移籍しそうだ。

このチームはナリーグ西地区優勝を目指している。
デッドライントレードで補強し、パイレーツの4番ジャイルズ兄をトップに、下位打線にはアストロ
ズの4番、エンズバークを補強した。
1 RF ジャイルズ兄  2 2Bジャイルズ弟 3 1Bゴンザレス 4 CF キャメロン 
5 LF ブラッドレー 6 SS グリーン 7 3Bエンズバーク 8 C バレット 
かなり強力打線だ。

しかし投手陣は右が300勝 ゲーリーマドックス・ピービー・ヤング・ゲーマノと4枚いるが左は
不調のベテラン・ウェルズを解雇して先発がいない状況である。
移籍すれば井川の出番もさすがにあると思われる。

ヤンキーズは交換要員にセットアッパーのラインブリンクを要求していると言うが、不調の先発
ヘンズリーあたりでもいいのではと思う。
なお、ヤンキーズはゴジラ松井も好調で若手投手の台頭で上昇気流に乗っている。

パイレーツの桑田はもうぎりぎりの状況だと思う。次打たれたら今度は本当に降格だ


19 デッドライントレード

7月31日がトレード期限のMLBでは、優勝を争うチームでは補強のためのいつものデッドライ
ントレードが行われた。

アリーグ東地区トップのレッドソックスは、クローザー ガンエーを加えた。岡島、バペルボンと
ともに最強のリリーフ陣となった。先発もできるロースをレッズから獲得

放出したレンジャーズは出し放題、4番のテシェーラ、1番のロフトンも放出、ソーサも使わない
と言い若手中心に切り替えた。

ナリーグ西地区の優勝を目指すパドレスは、三塁アンズバーク、主軸のブラッドレーを獲得し
補強する。さらに不調のジャイルズ兄弟を下げて、Wソックスからマルチプレーヤー マコービ
ックを獲得し1番においた。

Wソックスは井口も放出、井口はフィリーズの上位打線で優勝をめざす。
パイレーツはベテランエース モーリスを獲得したが投手陣枠いっぱいのため桑田が降格危
機、次打たれたら即3A行きである。






18 弱いチーム

1954年から56年までJPBにはユニオンズというチームがあった。1954年は高橋竜二郎ユ
ニオンズ、大日本麦酒社長の個人チームだ。
浜崎監督の下、マケープ、レッカの外人を主軸に並べ、黒田一博外野手(現広島黒田の父)を
3番に置いた。エースは滝 さらにスタルヒンを擁した。初年度は48勝82敗 レッカは23ホー
マー スタルヒンは8勝13敗 だった。

翌年トンボ鉛筆がオーナーとなったが なんと42勝88敗 四番の笠原が1ホーマー スタルヒ
ンは21敗だった
 
更に次の年は高橋ユニオンズに戻った。4番の笠原が監督兼務、慶応の2番佐々木(プロ野
球ニュースの人)を2番にすえた。4番には社会人から荒川宗 
この年が最高の成績で52勝、ドラゴンズから移籍の伊藤四郎は21勝19敗だった。

その翌年、大映に吸収された。佐々木のみがレギュラーで残り、エースの伊藤は数年後スカウ
トになった。

北信越BCリーグの新潟アルビレックスが勝率2割で低迷している。マイナーリーガー根鈴DH
は350を打っているが あとが弱い。
このリーグチーム力に差があるような気がする。
しかも後藤監督(元巨人)は試合よりも選手の能力向上を主眼においているのでやむおえない






17 オールスターに出なかった男達

日本と違い、MLBのオールスターは1ゲーム。そこに32人の選手が集う。投手は12人。選ば
れたのだから全員出す といった考えはない。選ばれながらベンチのみでという選手も数人い
る。

レッドソックスの岡島が32番目の男としてインターネット投票で選ばれたが、6回にブルペンで
準備しただけで終わった。
選出されたが出場しなかった選手となった

今年は、アリーグでは5人が出られなかった。エンゼルスの若きエースラッキー、ロイヤルズか
らたった一人の選出メッシュ、高津のライバルだったジェンクス(CW)、さらにテキサスの貴公
子の大型ショート Mヤングの5人である

ナリーグは4人。岡島と同じく初選出の26S男 バルベルデ(AD)と同じチームのエースウェッ
ブ、アストロズのエースオズワルド、さらにセントルイスの巨砲プーホルスも
岡島はパレードには妻の栗原由佳と参加、笑顔を見せていたが、パレードには参加しても試
合には出れない。それがアメリカMLBである。

まさか、続編があるとは思わなかった、JPBでも同じことがおこった。すべては突然の雨による
コールドゲームが災いした。

地元仙台 楽天のストッパー福盛、当然地元戦では9回を投げる予定でいた。
2度目のオールスター、ブルペンで投げている際に8回中止を聞いた。仙台に行って
花開いた投手だから仙台でこそ投げたかったのだろう
今シーズンは田中・永井ら若い投手が前を受け持ち、コーキと小倉が中盤をそして最後は
彼がしめる。楽天の少し強くなった理由だ

もう一人ロッテの早川、オリックス時代はファームの1番が多かった。立教出、スイッチの好打
者だが一軍では目が出ない。
ロッテにトレードされ、足と肩がボビーの目にとまった
1番センターに定着である。
30を過ぎて花開いた選手だ。初めてのオールスター
9回の守備に入る予定だったのだろう。でも登場することなく終わってしまった。





16 隅々の野球

MLB、JPBともオールスターゲームだ。MLBでは岡島、斉藤のベテランが、JPBでは楽天ス
ターダストがどんな活躍を見せるか?特にチーム内では昨年も登板のない3軍扱いの松本輝
投手はどう使われるのか注目だ

さてアメリカ独立リーグ CAN=AMリーグのナシュアプライドに矢野英司投手(元楽天)が加
入した。
かつて横浜のストッパーだった。
このチームにはかつての近鉄の2桁投手、元祖セットアッパー岡本晃投手もいる。もちろん先
発の核だ。若い長阪秀樹投手もいる。

さらにノーザンリーグ、カルガリービバーズには元巨人の南和彰投手がいる。こちらはチーム
の勝ち頭5勝
カナダ北部のカルガリーでプロ野球魂を見せているのだろう

そういえば、日本ハムにオリックスから歌藤達夫投手 荻原淳投手が加入した。ファームの8・
9回を万全に押さえている。
ともに実績があるのでゆくゆくは一軍と考えられる





15 JPBを去った外人達

オリックスにいたオバミューラーがマーリンズで先発ローテをつとめている。
もともとブリュワーズでもローテの一角で6勝を上げたこともある投手だ。昨年はJPBのオリッ
クスで二軍転落し、北神戸で投げていた。
北神戸サーパス球場は神戸からトンネルを抜けた六甲の山中にある。あの日本の原風景の
ようなところからフロリダへ 気分は爽快だろう。
ソフトバンクのダニーバティスタはナショナルズで6番一塁として登場する。
メジャーで100打点を上げ、ブルージェイズで4番を打った男もソフトバンク福岡は水に会わな
かったようだ。 
日本でだめでもアメリカで と言う話はセシルフィールダー以来いくつもある。

韓国では ハンファイーグルスで元巨人のチョソンミンが先発、元オリックスのグデソンがストッ
パーをつとめている。チョソンミンはあの美人女優の奥さんとは離婚したそうだ

先日は パイレーツのロートルセットアッパー クワタ と マリナーズの象徴 イチローとの東
洋人対決があった




14 アメリカの北の果て

ニューハンプシャー州マンチェスター郊外に2Aニューハンプシャーリバーキャッツの本拠地は
ある。アメリカの北の果てである。
このチームで2人のベテランが中継ぎで戦っている。

ブラジルナショナルチームのジョー松本投手。今年で36歳、子供のような2A選手との戦いで
ある。
もう一人が入来弟こと入来祐作投手、巨人で1シーズンのみ13勝を上げ、JPBラストの年に
は日ハムで先発ローテをつとめた投手だ。
夢を求めてメッツに入団したが、出場停止処分もあり昨年は3Aで4勝のみだった。



ことしはブルージェイズの三軍にあたる2Aのこのチームにいるが、あまりよくない。3敗。この
状況では解雇の可能性も出てきている。
もう一度どこかで勇姿を見たいが。

西の果て、韓国では ジェイコブクルーズ外野手が2冠。シンシナティレッズで28打点上げたこ
とのある選手だ。リオス、レイボーンの外人投手も好調だ。
JPBでは、ドジャーズ3Aラスベガスの4番 ミッチェルジョーンズが日ハムに入団。
今季3Aでは絶好調である。巨漢の一発屋 7番あたりをこなせるとかなりチームはよくなるだろ
う。

世界各地で選手達は動いている


13 去る人来る人


桑田がいよいよメジャー昇格だ。リリーフのトーレスが絶不調、チャコン、シャープレスもよくな
いだけにセットアッパーで1回を任されるだろう。

パイレーツ自体いまひとつなだけに期待は大きいが。でもどの程度やれるのかは不明である。

日本ではドラゴンズのジョーバレンタイン投手が解雇、もともと球団の登録枠がいっぱいなので
あっさりと解雇されたと言う感じだ。
2軍でもリリーフでうたれていた。背番号4 年棒3000万 一軍登板なちょっと悲しい。
この時期ならどこかマイナーで拾ってもらえるだろう。
早いがコントロールが甘かった。

一方巨人にはGG投手が入団した。ジェレミーゴンザレス。97年カブスでチーム二番目の11
勝を上げた投手だ。故障に泣き、その後は03年にデビルレイズで第二エースで6勝、昨年は
ブルワーズのセットアップだった。

実績のある投手、巨人で言えば吉武クラスだ。
登録名はゴンザレスもジェレミーも2人いるので、グレートジャイアンツの意味もこめて
GG 背番号は94 背番号を譲った木樽コーチのように好投してほしいが。

NPBではもう一人のゴンザレス・ルイスゴンザレス(巨人)と アンディグリーン(日ハム)がさっ
ぱりだ。
どちらもナショナルリーグの控え内野手だが1軍にも2軍にも出ていない

アメリカが近い選手かもしれない。ケビンウィット(楽天)もやはり荒い。


12 2人のマイナーリーガー

井川がスクラントン(ヤンキーズ3A)に浮上し、先発して4失点で負け投手になった。
投球フォームをいじって逆に不安定になった。負けが続くようだと解雇もありうる。
まだまだメジャー復帰までには時間がかかりそうだ。

相手トレドの3番は元広島、メッツのトップバッターも勤めたティモペレズ、この選手も結構メジ
ャー半として結構いろんなところを回っている。
ヤンキーズの弱さはアブレイユ・ジアンビー・デーモンの不調と先発陣の倒壊、野手ではスーパ
ースターの控えの層が薄いだけに、不調選手が出てくると苦しい。

投手はパバーノ・井川の離脱と若手が伸びきってないだけに5回まで持たない状態だ。
ぺティト・王・ムシ−ナは健在だけにあと2枚先発がいないと。ロケットクレメンスと井川が戻れ
ばだが、リリーフはそこそこは仕事はしているだけに。最下位争いはいただけない。

「日本野球の権威 インディアンズに」、今日のインディアナポリス(3A)のトップニュースであ
る。

桑田も3A合流、チームとしてはとりあえずリリーフに使うだろう。このチームには
ストッパー候補のコルブも落ちてきているし、ベテランが再生できるかである。
しかしパイレーツは先発は3投手以外はよくないし、アーマスも散々だ。リリーフでも昇格したば
かりのシャープレスも打たれているし、十分チャンスはある。



11 4つのリーグ

今日の台湾職球(プロ野球)ラニュー・興農戦では元日ハムドラフト1位の井場VSゲーリーラス
(鋭棋)の投げあいとなる。

ゲーリーラスの球歴はまさに渡り鳥だ。MLB LAドジャーズに入団 韓国リーグに移籍し斗山
ベアーズで16勝、ここで注目され、2003年、JPBの巨人に移籍。
巨人のサウスポー先発で3勝したことは覚えている人も多かろう。
その後斗山をへて、新設球団JPBの楽天に入団、先発で3勝10敗 解雇された。20006年
はベネズエラリーグ。2007年には台湾・LA NEWベアーズにいる。

5つの国でプレーした選手は彼だけだろう。来年ぐらいに四国リーグあたりにいたりして
なお台湾には中信ホエールズに、イチローのトレーニングパートナー、元オリックス、あの欽ち
ゃん球団のトラブラー「アミノバリュー藤本」が控えで頑張っている。

韓国リーグと言えば、元広島のレイボーン(SK)が最多勝、それをランデル太郎(元巨人 トサ
ン)が追っている。LGツインズには元ダイエーのバルデスが入団。こちらもMLB,メキシコ、J
PBに続いての新しいリーグ参加である。

野球はワールドだ。 





1 NPBとMLB

井川が勝った。松坂がレッドソックスの先発二番手、大家もブルージェイズのローテ、大塚、斉
藤隆はクローザー、岡島がセットアッパーとしての地位を築き、イチローは歴史に名を残し、
ゴジラは世界一軍団の6番 城島は首位打者、岩村は3割 井口田口もレギュラーとまさに、N
PB(プロ野球)出身者は大活躍である。
かつて日本のエース 江夏が、ブリュワーズキャンプに参加し、ヒゲーラらと生き残りを争って
負けたあの時代に比べると夢のような話である。
WBCで世界一になった日本は今や野球王国である。(Base Ballでない)

かつてプロ野球では、外人=3.4番だった。ロペスロバーツ、リー兄弟、ラインバックブリーデ
ンなど、ところが今では!! 去年MLBのデビルレイズで6番も打ったホリンズが東京ジャイ
アンツでは8番がやっと、ロッキーズの控えサードグリーンは打率180 マイナーのアダムやア
レンは日本でもウェスタンリーグである。
日本とアメリカのレベルの距離は明らかに縮まった。

このような状況をもとにニューメンバー 井川、松坂、岡島、桑田の成績を予想してみる

井川はバックがヤンキーズの世界オールスターメンバー、ある程度点をとられても取り返して
もらえるだろう。故障なく一年過ごせば、ジャレットライトや故ライドル程度の12前後は勝てる
のではなかろうか ずばり 11勝8敗 と見る

松坂、勝ち負けの多い投手である。昨年の17は無理だろうが。15ぐらいはいけるのでは、
ずばり15勝12敗 なんとなく一年間ローテを守れるような気がしている

岡島、貴重な左のリリーバー、多分60試合ぐらいに投げるだろう。勝ち負けは4つぐらい。
ストッパーの調子いかんでクローザーをつとめるかも知れないが、左リリーバータバレスの調
子がよければ一人もいない左の先発に使っても面白い。
  
桑田、目下怪我で調整中、とりあえずインディアナポリス(3A)からのスタート。上の故障いか
んではメジャーも考えられるが、使えたとしても1回程度と見る。まずはインターナショナルリー
グ(3A)でどういう感じなのかが見たい。ここで打たれるようだとReleased である。






2 セットアッパー岡島


昨日はセーブ、今日もホールドとヤンキーズ相手に奮闘している注目株だ。タバレスが先発に
回っているのでブルペンでは貴重な左となっている。

レッドソックスにはバペルボンという好調のストッパーがいるのでそこにつなげれれば勝ちに結
びつく。右ではマリナーズの先発ピネイロもリリーフに転向し、ドネリー スナイダーらとレッドソ
ックスのリリーフ陣も強力である。

岡島の出発は巨人の先発投手。でも4勝9敗がベストだ。さらにリリーフに転向して25セーブ
あげたがその後は低迷 昨年日ハムで55試合に投げてようやく存在価値が出てきた。

今年はメジャー挑戦だがNPB以上の活躍が期待される。
先発、押さえ、中継ぎとどの場面でもやれる経験もあるし、タバレスが先発に定着すればブル
ペン専従となる、さらにバペルボンがいれば8回専属、藤川、岡本のような存在になれるだろう

岡島を見ていると、マイケルや武田久もメジャーで通用するような気がする さらにマリナーズ
3Aタコマにいるトーマスもやがて一軍で見ることになるだろう




3 アンディグリーンの誤算





昨年のアジアNO1 日本ハムは2人のスターを失った。小笠原は巨人へFA 新庄は引退、早
速補強に入った。
サードとセンター 大事なポイントだ。

サードにはマシアスを切って、ダイアモンドバックスの控え内野手アンディグリーンをとり 怪我
から復帰の木元が一塁に、若手の陽 高口 稲田 尾崎 川島がからみ センターは期待の
大型センター糸井と紺田 工藤 川島に 済美の星 鵜久森 とまさに穴がないように思えた。

開けてみると 木元は絶不調でファーム落ち、糸井も打てずファーム落ちで 若手も思った程
伸びず一塁 三塁、センターが空いてしまったわけだ。これでは勝てない。
稲田を一塁に入れたが当面センターは日替わりである。

最もおおきな誤算がグリーンだ。
175の小兵ながら、2005年に3Aで3割 80打点 昨年も1・3番をこなしレフト サード セカ
ンドとユーティリティーぶりを発揮した。

でもこれはあくまで3Aである。ユーティリティーというのは どこを守っても下手なのである。
この選手に3番サードは荷が重すぎた。
タイプ的には元日ハムの阿久根タイプだ。2軍では3番を打てても一軍ではからきし無理な感
じである。

目下、ファーム落ちしそこでも試合に出ておらず、もはやチームは新外人を探している状況で
ある

JPBのレベルはメジャーの弱いチームと言われているが本当だろう。8月ごろにはバーデンあ
たりとツーソン(アリゾナ3A) のクリンナップを打ってたりして



4 4人の先発投手



2004年 、サンディエゴパドレス3Aの ポートランドビーバーズには4人の右の先発投手がそ
ろっていた。独立リーグから入団、タコマ(3A)で9勝のブライアンスウィニー(30歳)を軸に、オ
ーストラリア出身のオクスプリング(27歳)、タンカズリー(25歳)ジャスチンゲーマノ(22歳)
4人でローテをまわしそれぞれ11勝.6勝・7勝・9勝 と言う成績だった。
パドレスは2桁が4人も出てさらに大塚がセットアッパー ホフマンが41Sだったのでこの4人
はメジャーで成績を残すこともなく終わったが、いつかはこの4人がパドレスのローテを固める
だろうと言われた。

2005年はタンカズリーがオマハ(3A)に移籍し9勝、ビーバズではオクス12勝、ゲーマノ7勝 
スウィニーは4勝にとどまった。

オクスはオリンピックの日本戦で大活躍、JPBの関係者の目に留まったのでNPBの阪神に移
籍した。しかしJPBの壁は厚くわずか4勝。
この2006年に小ブレイクしたのがスウィーニー、メジャーで中継ぎで31試合を投げた。
一方タンクは4勝15敗と大敗(メンフィス3A)、ゲーマノはレッズ3Aで先発ローテに。

4人の戦いはまだ続いている。

2007年、まずスウィニーがアジアチャンピオンの日本ハムに移籍、先発ローテで1勝2敗であ
る。今後はどうなるかまだ未知数ではあるが。

ゲーマノはパドレス3Aに復帰、オクスもブルワーズ3Aに復帰、バックに元巨人のディローン、
元近鉄のエイバッドを控えて頑張っている。

タンクはタイガース3A。それぞれ先発ローテだ。 

マイナーリーグのエースたちだがメジャーへの道は厳しい。それがメジャー・NPBを頂点とした
BaseBall界の層のあつさだ




5 セットアッパーの死

ワールドチャンピオン セントルイスカージナルスにはイスリングハウゼンという屈指のクロー
ザーがいる。
しかし先発中継ぎがいるからこそ、彼が活きるのである
昨年も右のキーニー、ルーパー、ハンコック、左のフローリスが中盤を守ってチームを勝利に
導くことが多かった。

そのうちの一人 ジョシュハンコック 右投手 昨年初めてフルシーズンでメジャーに定着し66
試合登板し3勝 防御率4.09 典型的なセットアッパーである。
29歳と脂の乗った年齢で、今シーズンも ピンチの場面でチームを助けていた

その突然の死、彼はメンフィス市内の高速道路で停車中のレッカーに激突死してしまった。
そういえば、テロ行為? と報道されたヤンキーズのローテ投手 コニーライドルの飛行機での
激突死があったばかりだ。
かつてはパドレスの有望外野手マイク ダーも自動車事故で散った。

中継ぎはピンチの場面をしのいでくれるのでチームメイトの思いも厚い。かつてダイエーのセッ
トアッパー藤井投手が若くしてなくなった時、工藤投手がその骨を拾い見に着けて投げている
と言う話を聞いたことがある。

田口選手もいるカージナルス、今年もワールドチャンピオンを目指して進んでいる。ピンチでは
ハンコック投手が天から守ってくれるだろう 




6 新しいリーグ


日本にはセリーグ・パリーグのNPB以外にもいろんなリーグがある。NPBOBのマスターズリ
ーグは有名だが
その中で四国にある 四国アイランドリーグと 北陸3県+長野での北信越BCリーグ はプロ
経験者が監督となりプロを目指しているレベルである。

今年も四国リーグ香川オリーブガイナーズの先発伊藤秀がヤクルトに入り広島の天野が逆に
香川に入ったり、プロとは交流がないとは言いつつも交流している。

四国リーグは香川、愛媛、徳島、高知の4チーム。必ず地元選手ばかりではない。注目選手は
香川のエース天野、広島ではリリーフで活躍した選手だ。さらにかつてはプロ注目の堂上捕手
もいる、高知には広島の練習生ソリアーノとパチェコの両投手がリリーフで控えている。徳島は
好守の大二郎、パワーの8番小松崎 など 愛媛にはあの松坂の弟が3番サードでいる。
昨年も伊藤秀投手以外にも高知の2番角中がロッテ、香川のリリーバー深沢も巨人入りした
プロに近いリーグであろう

北信越リーグは富山、新潟、石川、信濃の4チームでこれも監督コーチはプロ経験者、富
山の6番には元西武の強打者宮地がいる。信濃のエース湧島は四国リーグから移籍した。
将来のプロ候補生だ。

さらに、MLB、NPBのファーム経験者、根鈴は新潟の5番に座っている。
とにかく北陸や長野の地方都市での開催ではあるが地元ファンもつかみ新しい目となってい
る。

どちらのチームも選手達の給料はアルバイト以下なので、運動業・製造業など他のアルバイト
をしながらがんばっているのが現状だ。



6 V争いは楽天と日ハム!

ぱっとしない兄貴分と違い、イースタンではどっちも元気だ。

まず楽天ファーム。熱血松井監督の下目下首位だ。川井と言うベテランエースがいて小山と言
うファーム史上に残るストッパーがいる。さらに台湾のサウスポー林英傑が昨年以来定着し、
中継ぎには元ハムの変則左腕吉崎とベテラン吉田豊の豪華な2人が控える。

打線はファーム位置の実力者中島が絶好調、その後ろをマイナーリーグの打点王ウィット
近鉄の100打点男吉岡、大砲大広、4割の川口と続く、青学の3番横川もいるので層は厚い。
堅守の西村もいる。

日本ハムのほうは、4年目須永、2年目木下興毅、新人吉川の「次ダルトリオ」にベテラン星
野・橋本が並ぶいい投手陣だ、金森もストッパーらしくなった。
新人の安定した糸数と早大サウスポーコンビの宮本・山本がでてくればもっといけるだろう。

打線では尾崎、市川ら若手が伸びている。3番川島は4割、その後を一軍レギュラー候補だっ
た糸井・木元・グリーンが並ぶ。鵜久森が8番とはたしかに怖い打線である。
センターの工藤が1番に定着しそうだし。

イースタンの優勝はたぶんこのどちらかだろう。外人が一軍に呼ばれるかで変わるだろうが。
ファームであっても優勝は目指すものである


7 期待されたホープたち

広島 ルーキー青木高投手がもう6敗 広島唯一の左腕ローテ投手 日産自動車からドラフト4
位ながら ゆったりとしたフォームで投げるので結構打てないだろうと言われていた。オープン
戦では好調だったがすべての先発機会が敗戦とは。このままファーム落ちだろうが

さらに楽天松崎投手がデビュー以来勝ち星なし。クローザーに福田(巨人)を擁した頃の名門
東北福祉大のサウスポーエース、ドラフト1位、昨年8敗で今季で通算10敗 いい投手なのだ
が、永井やマー君の後ろになってしまった。

ヤンキーズの井川はマイナー落ち、とにかく140キロのストレート以外の勝負球もなく
チェンジアップは投げ方から読める状況では、7〜8失点は当然である。
NPBではストレートで行けたが、MLBでは松坂のようなマジックボールがないと

さらにデイゲーム弱者でもあるし厳しい。
ヤンキーズも ヤングエース ワンに、ぺティト、ムッシーナ、ロケットクレメンスのベテラン、さら
にヒューズ、デルサポ、ランサーの若手が絡めば先発はもういらないだろう
長谷川のようにしぶとく中継ぎに生きるか ジャンのように マイナーのローテ投手になって巨
人に入団するジェレミーゴンザレスのようにNPBを目指すか 井川の選択である
 

 
8 ルーキー浅尾

浅尾と言えばビーチバレーの浅尾美和が有名だが、中日のルーキー ドラフト2位 浅尾拓也
 もう先発ローテ入りである。

日本福祉大出身、リーグは愛知大学二部、これと言った実績もない。細いからだを見ればとり
あえず1年目は基礎体力つくりとビデオ係、2年目にファームの中継ぎ、3年目でどうなるか 実
績が残せないと社会人? と言う感じの投手だった。

それがリリーフで答えを出して先発の椅子もゲットしている。
勢いがある。多分8つぐらいは勝つのでは?しかもイケメンで人気が出そうだ。
落合の目はたしかにすごい。無名の選手を球場のエースにしてしまう。

でも昨年の超期待株、佐藤充は今日ウェスタンで滅多打ちにあっている。
昨年、9勝までは順調で、ローテ投手だったのに、シリーズ前から狂った。今シーズンも
KABAチャンの低迷は続いている。はっきりいっていいときのフォームを壊わしてしまってい
る。復活までは時間がかかりそうだ。

浅尾投手のことで一人の投手を思い出した。
洗平竜也投手、200年の中日 ドラフト2位だ。当時の東北福祉大サウスポーエース3人のう
ちの一人、ボールに勢いがあり、期待は大きかったがノーコンである。
ファームの中継ぎを3年やって自由契約、目下社会人の新日鉄改め東海レックスにいる。
でもノーコンでトヨタ戦では初回4失点で降板である。
まだ若い、期待できるが、そういえば同級生のかつて11勝の吉見(横)もチーム最多登板の
歌藤(オリ)も低迷で、崖っぷちであるが。






9 小さな選手

先日ウェスタンを久しぶりに見に行ったがそれにしても中日の鎌田遊撃手は小さい。昔阪神に
も小さな鎌田遊撃手がいたが、大型化して、大男ぞろいのプロ野球にあっては目立つ。
昔は若松、弘田ら160cmぐらいの選手も多かったが現代野球で162cmはとびぬけている。

「鎌田が出てくるけど きにすんなよ」
ダイエーのコーチが言っていたがストライクゾーンが狭く投手にとってもこれはいやだろう。

鎌田圭司 28歳 通称丸刈り・ひげの鎌田 名城大からトヨタ自動車に入り1番遊撃で活躍 
ドラフト11位でドラゴンズ入りして2年、2打数ノーヒット1盗塁が全成績である。
ウェスタンでは2番ショートで47試合に出場した。
バント、走塁、守備で、イメージ的には川相2世になれるかだ。

ソフトバンクの新人の森福允彦投手も小柄で、さらに細い。171cm。でも球の切れは一軍でリ
リーフで使えそうだ。

アマ時代から注目、シダックスで大活躍、ドラ1候補といわれたぐらいだ。スライダーがいいサ
ウスポーである。
小が題を制す時代だ。


10 2000本 日ハムの星

田中幸雄一塁手が2000本安打達成、日ハムの象徴と言われたプレーヤーだ。
今年はチーム状態が悪く8番一塁に定着したと言う感じだ。
1986年入団、清原桑田と同期、出身は東国原知事と同じ都城高校だ。県民栄誉賞の声も上
がっているが。
同期のドラフト1位は東芝のショート広瀬、当時ショートには高代が定着していたので正遊撃手
への道は遠かった。
同姓同名の田中幸雄投手がいたので登録は田中雄、通称こゆきだった。185もあるのにこゆ
きである。
3年目から広瀬を蹴落としレギュラーショートで1番9番を打った。
93年の怪我のあとブレイク、80打点をマークできるクリンナップショートとなった。
2000年以降、金子誠の成長でショートのレギュラーは失ってもベンチに座り代打として細々と
やってきた。
そして今年は小笠原の退団でまた一塁としてカンバックだ。
22年、とにかく長く細くで2000本だった。
チームリーダーではあるが昨年の新庄とは違い、チームの中では目立たないしゃべらない存
在だ。
本来の一塁手木元が完全に打てなくなったのは残念だ



戻る
戻る